ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
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乳腺炎再考
いくつか情報集めたので追加。
もはや立派にヘルスコミュニケーションコンテンツなので
研究カテゴリへ。


「魔法のおっぱい」
というサイトを見つけました。
20060107215847.gif

乳房(マンマ)ケアについてもかなり詳細に
掲載されていて素晴らしい情報量です。
ここに「乳腺炎時の対処法」があります。
ご参考まで。

この本は偶然お友達のうちでぱらぱら拝読したのですが、

やはり「乳腺炎時に素人判断でマンマケアしてはいけない」
と書いてありました(日ごろのケアやおっぱいを多く作るため
のケアはいい)。乳腺炎時の手技については言葉で簡単に
概要が説明してあるだけで、写真つきで解説されている
通常のマンマケアと一線を画していました。
やはり秘伝(?)のようです。

日本在住の友達ママさんから体験談を頂いたので
これも参考までにご本人の許可をいただいて以下に掲載します。
【ご注意!】以下はあくまで日本在住の友人(僕同様もと看護師)個人の
体験談です。個人差が大きいのがおっぱいトラブルの
基本なのであくまで参考程度とご理解ください。

---------------------------------------------------
自慢じゃないが、私は5回ほど(乳腺炎)体験しました。
乳腺炎による発熱は、長くて24時間なので、
数時間で解熱しておれば軽い方といえるかもね。
しこりがなかなか消えないそうですが、ということは
ベビーがその部分の乳をあまり飲んでいない、ってことで、
うっ滞しているのかも。おそらくその部分の乳腺が
つながっている乳管(乳首にある)のどこかが詰まって
いるのではないでしょうか。

私は5回やった乳腺炎のうち、2回くらいはびびって
助産師さんに世話になったけど、そのうちコツがつかめて
きて、あとはセルフでケアしてました。
しこりタイプの場合、乳首をちょっとつまんでほぐして
(乳管のつまりをほぐすイメージ)
しこっている部分はキャベツ湿布、あるいはジャガイモを
すったやつに小麦粉をまぜたやつを
塗って冷却し(あまり触らない)、しこっているところの、
おっぱいの基底部をずらすような感じにしながら、
しこっているところを中心に、ひたすら赤子に飲ませる、
という方法をとりました。

いつもと違う飲ませ方にするといいよ。縦抱きとか、
飲ませる方向を変えるとよいみたい。
あと、体が冷えていたら、足湯とかしながら授乳すると
いいようです(風呂だと、血行がよくなりすぎて
乳がどんどんできてしまう)

これを実行したところ、乳管に詰まった白い栓が飛び、
ちょっと黄色い乳がドビューっと吹き出したことがあります。
圧巻(管理人注:前述した桶谷そとみ先生の本にも同様の
記述と写真があります)。

余談ですが乳腺炎にはしこりのでない化膿タイプがあり、
これはひたすら乳が熱くなって痛いのですが、この場合は
冷却しながらひたすら赤ちゃんに飲んでもらうのが
ベストらしいです。これは月齢があがると出てきます。
(私は両タイプとも経験)

私のお世話になっている助産師さんによれば、
しこりもひたすら飲ませていればとれることが多いらしい
のですが、もう少し様子をみてもしこりが変わらない、
もしくは発熱する感じがあれば、乳管がつまってしまう
ことがあるので、もんでもらった方がよいかもね。

上手な助産師さんなら、一発解消してくれます。

食事については、性格的に桶谷式みたいなストイックな
真似はできないしかなり適当だったのですが
(だから乳腺炎になったのか?)、
私の場合これを食べると詰まる、みたいな食品が
いくつかありました。
(ただし、体調が悪いときね。元気なときは詰まらなくても、
寝不足だったりすると詰まる)
例えば、バニラアイス、クリーム系の食品(パスタとか)、
チーズ、生クリーム使用食品、もち、といったところ。

やっぱ乳製品が多いね。牛乳は大丈夫でしたが。
私の場合、「母乳の泉」系(どんどん出るタイプ)だった
ので、すぐ詰まったのですが、大丈夫な人は
何食べても大丈夫みたいです。

(以下は管理人が彼女にした質問と答えです。
これも参考まで)

質問1.授乳間隔が空いてきた時(ヤツの夜の連続睡眠時間
が伸びて)、夜間に起きて搾乳とかしてた?
昼間3,4時間おきなのが夜間6時間、7時間と授乳間隔が
伸びても特にケアせずとも乳腺炎リスクは上がらない
のでしょうか?

答え:
うちの場合、1歳半近くまで連続睡眠は2-3時間
という親泣かせの息子だったので、特に何もしなかったの
だけど(起きるたびにくわえさせてた)。
やっぱ寝てくれると助かるよー。親的には。

桶谷なんかでは、断乳まで寝ててもすわせるべき、
みたいなことを言ってますが、私なんぞから言わせれば
「せっかく寝てるのにもったいない」って思います。
ただ、夜間の授乳回数が減ると、若干乳の出が悪くなる
という話をきいたこともあります。

私のお世話になっている助産師さんによれば、
夜中にぐっすり寝てもらって、昼間に頻回授乳する形態に
すれば、それに合わせたお乳になるらしい。
(夜間はあまり張らなくなる)。

赤ちゃんが他のものを食べ始めたら(おかゆとか)、
そういうスタイルでもいいのではないでしょうか。
ただ、乳腺炎をやったばかりだったら、7時間おっぱいを
やらないのはきついかも。

途中でちょっと張った部分を搾乳する、寝るときは
冷やしてあまりお乳が母乳を作らないようにする、
などの対応でいかがでしょうか。


質問2:
乳腺炎になってしまった側ばかり赤ちゃんに飲ませると
今度は逆が張って怪しくなってくるよね?
バランスよく左右飲ませつつ、患側を大目に飲ませる
(最初に患側から飲ませて長めに飲ませるとか、
右が悪い場合、右⇒左⇒右と右に偏った飲ませ方を
するとか)、という方針で良いと思う?

答え:上記方針でよいのではないでしょうか。
まず患側からのませて、反対側を次にのませる、という
方法をとりました。


その他コメント:
国内でも、案外授乳に関する情報って少ないのよ。
ミルク育児のほうが多いし。ミルクが悪い、という桶谷式の
考え方はまったく好みでないですが、母乳育児をやってみて、
よかったなあと思うことはたくさんありました。

なんといっても気軽に外出できることですわ。
どこでも乳だしゃすむし(豪快by管理人)。

ご参考になればいいのですが。ご回復を祈っております。
----------------------------------------------------

以上です。友人Hさん誠にありがとうございました。
やはり海外で乳房ケアの経験豊富で腕のいい助産婦さん
が少ないところでは乳腺炎その他のトラブル時にママさんの
負担は大きくなるように思います。

セルフケアのノウハウを知りたいママさんは多いと思います。
どなたか経験豊富な助産婦さんでウェブ上にノウハウを公開
することを検討していただけないでしょうか。

誤解誤用を招き、素人判断は害がある、という桶谷先生の
懸念は理解できるのですが、それが成立するのは経験豊富
な助産師さんに簡単にアクセスできる地域に住んでいる人
だけです。

男だからどこか無責任に考えているのかもしれ
ませんが(所詮他人事?)、個人的にはノウハウを
公開しても「誤解・誤用を招き社会悪になる」、というほどの
ことはないと思うのですが
⇒なぜなら情報利用の母集団が非常に限られているし、
わかりやすく映像情報やアニメーションを活用して、
実施時の注意点を含めたきちんとした情報であれば、
情報の利用者は自分のことなので注意深く利用すると思うし
新人助産師さんの教材にもなる:私のような医療資格を
もっているが未経験な人間にもいい教材になる)

医者なのに奥さん(自分)の乳腺炎時のマンマケアが
出来ない、という人は多いでしょう。

「秘伝」は本当に「秘伝」にすべき場合もあるとは思い
ますが(業務独占という)、
単に専門家の「情報をうまく加工し、伝える技術・手段の
開発と努力」の不足で生じていることもあり得ると、私
のようなヘルスコミュニケーション研究者は考えてしまう
のですが、いかがでしょうか。

インターネットで気軽にビデオやアニメーションが
視聴できる今、正しいノウハウに基づいて工夫したコンテンツ
作成をすれば、それほど大きな誤用に結びつく情報提供時の
ずれ、というのは生じにくいと個人的には思います。
(非常にマニアックですがニッチに商業価値のありそうな
ネタです:医学健康系出版業界の方、いかがでしょうか。
これも立派な育児支援・少子化対策だと思います。
:それともすでにそういう商品は存在していて
僕が知らないだけでしょうか:ご存知の方、情報求む。)
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【2006/01/07 22:27】 | お仕事・研究・学び | コメント(0) |
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東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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