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ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
「なぜ赤ん坊は部屋の一角を見つめるのか?」考
過日、ヤツが部屋の隅とか変なところを見つめて
にへら~と笑う、という話
を書きましたが、
この本にヒントがありました。

トレイシー・ホッグ著「赤ちゃん語がわかる 魔法の育児書」


妻の乳腺炎治療に一役買って活躍中のヤツ(友人のS家で評判の悪巧み顔)
20060103222120.jpg

引用します(原文ママ)。

257ページ
----------------------------------------------------
あなたの顔を見ていないとき、赤ちゃんは「線」を好んで
見ていることに気がついたことがあると思います。
いったいどこがおもしろいのでしょうか。
じつは赤ちゃんには、直線は動いているように見えるのです。
赤ちゃんの網膜がまだ固定されていないからです。
白いカードに、黒のマーカーで直線を何本かひいて見せて
あげましょう。赤ちゃんはこの直線に注意を集中します。
赤ちゃんはまだものを見てもぼんやりとした平面像としてしか
とらえられないので、視覚を集中できるようなものを与えて
あげるのが大切です。
----------------------------------------以上、引用終わり

なるほど、前回のエントリの写真を見てお気づきの方も
いたかもしれませんが、「直線の連なり」という要素が
画面の中(ヤツの視覚の中)に確かに入っています。

そういうことか!
かなり納得しました。
上記写真の場所を相変わらずうっとりしてみていますし。
こんな感じで(哀愁漂う背中?)
20060103220146.jpg

一つ疑問が解決した思いです。

ところでこの本(「赤ちゃん語がわかる 魔法の育児書」)
はお勧めです。
赤ん坊をその特性から以下の5つに分類し、それぞれについて
傾向と対策を提示しています。
1.エンジェルタイプ
2.育児書タイプ
3.デリケートタイプ
4.活発タイプ
5.むっつりタイプ

周囲の友達ママさんの話を聞いていても、姪っ子たちの
成長過程を思い出しても、この分類には
かなり納得がいきます。
ヤツは「活発タイプ」らしく、先が思いやられます。
あと、赤ちゃんを一人の人格として扱い、勝手になんでも
やってしまわずに言葉でお伺いを立てるとか、前もって
予告しておくとか(「午後にお出かけするよ」的な声かけ)、
色々細かいことが書いてあって参考になります。
--------------------------------------------------
注意:1点だけうちには当てはまらなかったのは
食事・活動・睡眠という「一定の生活パターン」を
確立することが大事で、生後三ヶ月までは日中3時間サイクルで
上記パターンを確立すると良い、という点です。
そうなるように努力しているのですが、ヤツは日中基本的に
ほとんど寝ない上に、寝てもかなり眠りが浅く、かつ
気まぐれでこの本の指導通りには全く進みませんでした。

今も出来ていません。寝付くのに1時間~2時間かかる
こともありますし、15分で寝てくれることもあります。
眠くてぐずり続ける⇒空腹で泣く、というパターンで
その間ずっと抱き続けないと火がついたように泣く、
ということも度々あります。
その時その時で対処せざるを得ませんし、
かと思うと車に乗せると1時間~2時間平気で寝続ける
こともあります。

必ずしも本の通りにはならない、ということで。
ご参考まで。
---------------------------------------------------

赤ん坊とのコミュニケーションはヘルスコミュニケーションの
原点のようでもあり、研究上も大いに示唆を与えてくれる
体験をしております(言葉通じないしね)。
ポイントは徹底した相手の「観察」(相手を知ること)と、
相手への「敬意」(愛着・愛情とも言える)でしょうか。

言葉は通じないけれども、場合によっては分かり合えない大人
よりも通じ合える(と親が錯覚?)部分もあり、
赤ん坊コミュニケーションは中々に奥が深い。
(「分かり合えない大人」には愛着がない?・・・
どっちが先なんでしょう。分かり合えないから愛情が枯渇
するのか、愛情がないから分かり合えないままなのか・・・)

ところで余談ですが、「観察」で思い出しました。
「精神科面接のコツ」という、そちら業界では
賛否両論ある書籍で確かこんな記述がありました
(記憶に頼って書くのでかなり不正確。ご容赦願います)。


曰く「赤ん坊や犬、猫、動物など、普通の言語コミュニケーション
が成立しない相手に如何に気に入られるか。そのために
どのような表情、所作、行動、言葉(音)を使うのが
良いのか、相手の反応を見ながら獲得していく訓練をする」
ことが、良い精神科面接の技術を得る一つの訓練方法だ、
というものです。

看護師時代に読みました。精神科に限らず人間を含めた
動物とのコミュニケーションの基本だと思います。
(USCではinterpersonal communicationとして
ヘルスコミュニケーションのカリキュラムにも講義枠が
複数あります)
経験上、とても的を得た方針だと思います。
どうやって相手に嫌われずに相手のニーズを引き出すか、
が看護職の基本ですから。ヘルスコミュニケーション研究者
としても(メディアを専門にするにしても医療健康分野とは
異分野の業界のプロたちと共同作業することが多いわけで)、
大切にしたい素養です。

とは言っても、ヤツは基本的にキャラがおっさんっぽいので、
引き出さなくても色々命令されるんですが・・・

やっぱりちょい悪巧み顔(時代劇風に言うと「越後屋、おぬしも悪よのう~」)
20060103220835.jpg

前進!とか命令されてます
20060103220853.jpg

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【2006/01/04 00:01】 | 子育て日記 | コメント(2) |
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コメント
私も当初この本にお世話になりました。
参考にはなりますが実践では経験を積むしかないように思います。
幼児が記憶力を持ち始めると(わが子の場合2歳ぐらい)、後で子供は自分の要求が通らなかったことに気が付きます。するとまた同じ要求をするのです。
何度でも、親に対しチャレンジしてきます。同じやり方はもう通用しません。
私はこのプロセスが幼児にとってとても大切だと感じています。トライ&エラーの実践です。
大人の言った言葉で簡単に納得する幼児などいるとは思えません。だいたい大人の言葉は経験から来るもので、そんな経験をしたこと無い幼児には到底理解することはできないでしょう。逆にそんな聞き分けの良い子ではいけないと私は思うのです。
それと他人の大人の言うことは聞くのです。それは子供が親以外の大人を怖いと感じているからでしょう。
その大人がどのような反応をするか分からないので、とりあえずその場は言うことを聞くようです。
  経験から幼児は、眠気、空腹、疲れに対しまったく無防備で我慢が出来ません。この3つを抑えておけば、空腹からかんしゃくを起こしたりすることを未然に防ぐことがかなり出来ると思います。しかしその見極めは難しく、突然空腹感からヒステリックになったりするのです。お腹が一杯になるとさっきのヒステリックはどこ吹く風、ニコニコしています。 子育ては難しい。だけど楽しい。気が付くと子供にもて遊ばれたりしている自分ですが、その機会に恵まれたことに感謝です。
まだ始まったばかりだと思うと先が思いやられまが、お互いがんばりましょう。



【2006/01/05 00:40】 URL | 技術屋おやじ #-[ 編集]
技術屋おやじさん含蓄あるコメントありがとうございます。
まさに後輩として日々精進する毎日です。

なまじっか知識があると余計に自分の無力を
感じますが、意外なことに予想外なのがとても楽
しいですね。
(母親よりお気楽なのは我ながら否めませんが)

本当に子供は千差万別で個人差が大きい。
書籍や先輩の意見を参考にしつつ、経験から
独自のノウハウを蓄積するしかないのも、
また子育ての醍醐味なのだと最近わかって
きました。

先輩、今後ともよろしくです。
【2006/01/05 01:02】 URL | taka #-[ 編集]
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東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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