明日からまた締め切り仕事(論文)で缶詰なので
リフレッシュ目的で映画のはしご。 ジェイミー・フォックス主演 The Kingdom と、 ジュディー・フォスター主演 The Brave One がらがらのパロスバルデスの映画館で見たのですが、 ご高齢の夫婦ばかりだったせいか、反応が印象的。 前者では誰も拍手せず、後者では少ないなりに結構な割合で 拍手が起こっていた。やっぱみんなわかりやすくてハッピー エンドな映画が好きなんだなあ。例によってネタばれ含み ますのでご注意。
Kingdomについては昨期ファンになり今期も見続け様と
思っているドラマ、Friday Night Lightsの監督、Peter Bergが 監督。結論から言うとこのPeter Bergという作家が大好きだ。 音楽の使い方、ドラマの配分というか構成の癖(好み?)、 光の捉え方、どれも自分と相性が良いように感じる。 この映画でも同様で、この作家に出会えたことは僥倖であった。 Neal Jordanの映画に出会ったころの喜びに近い。 Friday Night Lightsのキャストがちらほらゲスト出演して いるのもFriday Night Lightsファンには嬉しい。 詳しい解説は他に譲るとして 印象のみメモ。 こういうフィクションが成立することの偉大さを感じながら 映画館を後にした。米国にとって911後の世界は非常にリアル な世界で、アラブ諸国との関係や自爆テロという題材は フィクションの世界でも非常に扱いにくい題材だったと 思うが、これだけの情報量と世界観とエンタメ性で フィクションが成立していることのすごさの意味を考えながら 歩いた。エンタメになっている、ということは「わけの わからない若い子も見て影響を受ける可能性」がある、 ということだ。競争も激しい分、こういう才能や作品開発の 機会もある国。政治的な映画でも成立して、ある程度ヒット するエンタメに仕立て上げることが出来る国、アメリカ。 自分にとっては、そんなことを考えさせられる作品でした。 後者(Brave One)は、 一言で言うと「復讐は許されるのか?」というテーマ。 この映画の結論は「許される」となっている。で、冒頭に 述べたように、観客は拍手していた。 サスペンスとしては中途半端な印象。 そう見ないのが正しいのだろうな。 単に主人公が死なず、ある意味ハッピーエンド(本当は 誰もハッピーじゃないんだけど)なのでそこにおじいちゃん おばあちゃんたちが反応しただけかもしれないけど、 日本だと同じ反応は無いだろうなと思うとこれまたちょっと 「アメリカって」を感じた。 偏見かしら? 銃社会に生きていない(今も銃の被害にあうような場所では 暮らしていないので)身としてはわかりかねるところか。 あの「拍手」に、米国で銃規制が進まない根源があるのだろう なと、こちらについては自身の銃に対する実感が希薄 なせいか、ぼんやり考えながら映画館を後にしたのでした。 あ、そういう意味で、 「銃を撃つ」ということを米国に住んだ社会人の 基礎教養(?)として良くも悪くも体験すべきなのかもな、 と思ったのは、自身にとっては今まで発想にも無く、 新鮮な思いつきで、この映画が自分にとって意味があった のかもと思わせる部分でした(銃を打つ練習する場があって、 手順とお金を払えば、この国では合法なので)。 もしその機会があればレポートしまっす。 ![]() |
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