ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の36歳新人会社員が、ヘルスケア領域のビジネスやコミュニケーション、子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
Traffic School経験しました
以前少し触れたように、ちょっと前に油断してサインに気付かずに
Uターン禁止のところで(ハモサ・ビーチのピアのところです。
皆様お気をつけあそばせ)やってしまい違反チケットを
もらいました。罰金を払い、学校で授業を受けて試験をパス
するとレポートが保険会社に上がらず保険料の上昇を防ぐ
ことができます。勿論受けました。

e-learningで受けることができます。
読まないといけないテキスト量が多くて丸一日かかります。
traffic school業者はたくさんあって、裁判所からリストが
送られてきます。
管理人はふざけた名前が目を引いたのでここにしました。
授業全体のデザインで感心したのは冒頭に自己加害者から
受講者へのレターを読ませたこと(末尾に添付)。
これは結構インパクトありました。
切々とシンプルですが丁寧な筆致で書かれた加害者の
手紙は、persuasive messageとして機能するに足るものだと
思いました。

が、その後がいただけません。以下のような面白い写真を
載せたり色々工夫はしているのですが、基本的に楽しい内容
でも無いので読み進めるのが苦痛で苦痛で・・・

airplane-crossing.jpg

arm-leg-firstborn.jpg

boss-told-me-to-change.jpg

caution-no-warning-signs.jpg

crash-at-drive-safe-sign.jpg

crash-at-pass-with-care.jpg

curve-left-keep-right.jpg

danger-falling-aliens.jpg

dontt-drink.jpg

falling-cow-sign.jpg

hitchhikers-escaping-inmate.jpg

keep-right-left.jpg

lodging-next-right-prison.jpg



あと印象的だったメッセージとしては、
米国の歴史で全ての戦争の戦死者を足した数よりも多い人数
が交通事故で亡くなっている
そうです。
自動車は人類史上最も大量殺傷を行ってきた道具だという
文章もありました(そういえばドラマのLostシーズン3で
Hurleyにとって「夢の道具」だった車がフィナーレで
敵を圧倒する殺傷兵器になってたなあ・・・脱線)

全体としては5章16項から成る課題文ですが、
急ぎの仕事もあったので必死でやったのですが、なかなか
終わりません。途中で仕事が入ったのもあって
結局試験も入れて結局のべ16時間くらい
かかってしまいました。疲れました・・・

教材デザインの観点から、もっともっと工夫の余地が
あるように思いました。
シリアスゲーム的にもニーズがある分野だなあと感じたり。
ゲームの特性の一つとして「ルールがある」というのが
あるんですが、自動車教習やこういう違反者への教育、
という文脈では、まさに「ルールが支配する世界を
シミュレートする」という営みの連鎖なんですよね。

ともあれ、貴重な経験でした。
実から出た錆ですが、
いろんなことを経験させてもらっております。
はい。

2年間で緊張感が薄れてきた頃だったのだと思います。
残りの留学生活は運転気をつけて無違反で行きたいと
思います(当たり前か)。皆さんも安全運転で!!

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以下がそのMs. Reepsから受講者へのレターです。
社会啓発的な意味合いもあると思うので無断で
引用してしまいます。ちょっと最近、乱暴・軽率な
運転してしまっているな、という方は是非ご一読ください。
Open Letter to the Driving Public:

My name is Penny Reeps. I am a wife, mother and grandmother- and I am responsible for the death of a thirteen-year old boy named Travis Peterson. I desperately hope that you will listen and learn from my story. The people in my story probably are like you, with families and jobs and the usual concerns of everyday life. Unlike you, our lives have been tragically changed forever.
May 5, 1995 was such an ordinary day. I went to my job as a secretary in an elementary school, a job I took because I love children. It was a Friday, and I was looking forward to the weekend. On my way home, I was driving down a four-lane street in the right lane about 40 mph, the speed limit. I remember that a larger vehicle, a truck or van, in the left lane next to me had stopped in the middle of the block, but I didn’t see that it had stopped at a crosswalk. It blocked my view of anyone crossing the street, and I kept driving. Suddenly, a child on a bicycle, who was using that crosswalk, hit the left side of my car. I slammed on my breaks, coming to a stop. When I looked back, I saw a boy lying very still in the street.
What happened next is a blur. People rushed to the boy. Someone called the police and an ambulance. Someone called the boy’s mother, and she was there, frantic and held by a policeman. I was sobbing and shaking so hard that I couldn’t stand, so I just sat in my car until the police came to question me. The boy was rushed to the hospital where he died a few days later, leaving his parents, brother, grandparents, other family members, friends-and me- to grieve.
How could this collision have happened? I have asked myself that question a thousand times, and don’t have a good answer. Certainly, I was negligent in not seeing the crosswalk and realizing that other traffic had stopped. However, many people have told me that it could easily have happened to them. Even the boy’s mother identified how dangerous it is to have a faded crosswalk in the middle of a block without some kind of signal. It was reported in the newspaper that she spent time at the collision site and observed numerous occasions when traffic continued to drive through that crosswalk after pedestrians or cyclists stepped off the curb. Through her courageous efforts, a signal has since been installed at that crosswalk. Surely, she has had the agony of wondering, as I have, if things would have been different if that light had been there that day. As for me, I was convicted of misdemeanor vehicular manslaughter and sentenced last August to three years probation and 240 hours of community service. I could have gone to jail. I have completed 120 hours of service, and as part of the Courts requirement, am writing this letter to be read in traffic schools.
I wish to make an important point: this is the kind of collision that probably could happen to anyone. Until that day, I had an excellent driving record and no liquor, drugs, or excessive speed were involved. Instead, for an instant, I simply didn’t pay enough attention to the conditions around me, and I believe all of us have been guilty of that at times.
I can only hope and pray that my story will help many people to realize to always be aware and pay full attention. It only takes a second to miss a sign and not to see a crosswalk. Please, please drive with greater care than I did that day. Then, maybe you won’t have to wake up every day for the rest of your life remembering that a boy is dead because of you. Then, maybe you won’t have to see your husband and family and friends suffer. Maybe you won’t have to fight depression every day as you pick up the pieces of your life. Then, maybe a boy will be able to grow up to be a man.

Sincerely,
Penny Reeps


【2007/06/06 23:55】 | LA生活 | コメント(4) |
<<発音矯正中(その2) | ホーム | 教科書自習その1:HP&IT chap2(1)>>
コメント
私もずいぶん前にコメデイ トラフィック スクール に 行きました。 本当に長い、一日でしたが、私の先生は本当のコメデイアンで、サンセット BLVDなどの大きなコメデイクラブでショウをしている人でした。最後に割引のコメディチケットなどをくれ、芸人としてけなげに頑張っている人でした。
それにしても、Reepsさんから受講生への手紙は長いですね。。。。
【2007/06/10 05:05】 URL | sacci #wzJQxnL2[ 編集]
長く真摯な内容の手紙ですが、被害者の立場に対する慮りというより、自分の人生の変化に焦点を当てているところが、日本人のメッセージの組み立て方との違いかなぁと感じます。それとも、日本人である私たちも、このような立場になれば、同じような組み立てのメッセージを書くのでしょうか?

> 自動車は人類史上最も大量殺傷を行ってきた道具だという

その通りだと思います。
ところで、「タバコ会社のせいで健康を害した」とヘビースモーカーが訴えたり、ハチャメチャな医療訴訟も耳にする米国では、交通事故被害者の中には「自動車なんてものを発明したから、身内が犠牲になった」と言ってGMとFordとChrislerをまとめて訴えるような人がやはりいるのでしょうか?
【2007/06/10 22:47】 URL | 南十字星☆ #-[ 編集]
sacci さまコメントありがとうございます。
本物のコメディアンの先生がいるんですね。。。
奥の深いスクールだなあ。ちょっと授業を覗いて
みたくなりました。

南十字星☆さまコメントありがとうございます。
メッセージデザインの原則からすると、
要はいかにして「違反者に他人事じゃないと
思わせるか」、だと思うのであまり君が指摘
してくれたところは気にならなかったな。
目的によるのでは?被害者への謝罪の手紙
じゃないからね。それはそれで別の機会で
やるべきことだろうな。

善良でまじめなおばあちゃんがふとした油断で
少年を殺してしまった。その彼女の経験が
交通法規違反者(彼女のような立場になる
ハイリスク集団)の今後の交通犯罪防止に
役立つとしたら、やはりこういうメッセージに
なるのではと思う。
説得理論などの理屈はさておき、
少なくとも俺は身につまされたよ。
【2007/06/12 09:36】 URL | taka #-[ 編集]
あぁ、なるほどね。ちょっと主旨を勘違いしてまいた。
つまり、被害者への謝罪という手紙を引用したのではなくて、最初から交通法規違反者に向けてのメッセージとして書かれたものですね。納得です。
【2007/06/12 21:19】 URL | 南十字星☆ #-[ 編集]
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帰国後は、神田川と公園に囲まれた土地に住んでいます。緑が多く大変気に入っています。神田川遊歩道を息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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