標識の「TOW AWAYされた車を取り戻したかったらここへ」
という電話番号に書けるも「現在使われておりません」
なんでやねん!とここでもキレ気味で関西弁ツッコミ。
USCのゲートに人がいる時間だったのでほっとして
そこのアフリカンアメリカンのでかい兄ちゃんに助けを
求めて番号を聞く。全く違う番号を教えてもらってかけるが
「現在使われておりません」
コラ!いい加減にしなさい!
とこれまた笑点のようなツッコミを留守電メッセージに
つぶやく。
途方にくれてそのでかい兄ちゃんに「つながらない」と
いうと怪訝な顔をして携帯をつかみ、番号をチェック。
え?管理人が番号を聞き間違えただけ?
「Listeningが出来ないと不利益を被りますよ」的お手本。
気を取り直してかけなおす。
やっと出た。すんごいスペイン語なまりの英語。
なんども聞きなおしてどうやら
「(おまえの車は)届いている。7時までだから
すぐ取りに来い(その時点で6時過ぎ)」と言ってるらしい。
住所を聞くと、これまた一語たりとも聞き取れない。
5回聞いて全く単語が拾えずあきらめた。
またまた、さっきのでかい兄さんの出番。
助けを求めてListeningしてもらう。
(さすがに兄さんも何度も聞きなおしてた)
やっと住所を手に入れるが、場所の検討がつかない。
詳細に兄さんに教えてもらって意外と近いことが
わかり目の前のホテルからタクシーを飛ばす。
Towing Specialistという看板が見えてきた。
降りてオフィスに行くと
「その日のうちに取りに来たら
○×・・・〜ドル(詳細忘れた)
△□・・・〜ドル
・・・・
で、計184ドル」
ってな看板が出迎えてくれる。
自分の前に窓口に並んでいたメキシコ系っぽいご家族が
えらい時間がかかり、その間立たされ坊主のように
待つこと20分。
信じられない(受け入れがたい)初歩的&凡ミスと
そのために生じた罰金の大きさにしばし呆然とする。。。
184ドルあれば何冊本が買えるんだ?
待たされている時間につくづく考えた。
思えば自分は小さい頃から脇が甘い子供で、調子に乗ったり
状況をなめてぼーっとしてたりすると必ず手痛いしっぺ返し
を食うタイプだった。そしてある臨界点に達するまで
その脇の甘さが治らない。社会人になりたてのころ、
立て続けに財布を落としたことがあった。3回も4回も。
それでとうとう骨身に沁みて警察の窓口の人に
「どうすれば財布を落とさなくなりますかねえ」と
逆切れ気味にリサーチして
「落とす人は何しても落とすからねえ」
というありがたいお言葉を頂いて以来、
落とさなくなった。そんなことを思い出していた。
この茫然自失感はしばらく続きそう・・・。
「底つき感」とでも言うんでしょうか。
「もう(こういうのは)いいよ」という感じ。
いい加減にしてくれ、もうわかったから、という
逆切れ気味な感じ?(いや実は路駐でチケット切られた
こと数回、ちょい前はUターン禁止のところを知らずにやって
しまい現行犯でパトカーに捕まる、等があったりして)
で、自分の番になったら何やらやたらとビジネスライクで
処理が早い。5分もしないうちに手続き終了。
さっきの家族は一体何が違ったのだろう?
手ぶらで帰るのも悔しいので、ネタ集めでもしようと
車を管理している駐車場のおじさんに
「1日にどれくらい来るの?」と聞いたら、
「日によるけど、平均5人(台)前後かな」とのこと。
そんなもんか。意外と少ないなと思った(なんだこの考察)。
話が終わってしまったので、仕方なく彼に自分の愚かさを
自嘲気味に愚痴ったら
「気にするな、誰でも失敗はあるよ」と優しい言葉。
おじさん優しいね。その優しさが骨身に染みてちょっと
人間の心を取り戻したと思った瞬間、ワイパーに挟まって
いる違反チケットを発見。げげ。
中を開くと70ドルなり。がちょーん。
最後は古典的ですな。
つまり184ドル+70ドルで254ドル也。
254ドルあったら米国ではかなり色んなこと出来まっせ。
おじさんを振り返ると「にやり」としている。
「授業料には高すぎるよ」というと
「だってUSCだろ(車にステッカーを貼っている)」だって。
いらんねん、そんなオチ!!!