非営利・公共をテーマに日本語でも何冊か読むべき本があって
軽いものから順に読んでいるのですが中々進まず。 手始めはこちら 米国に限らず欧州やアジア(シンガポール)の事例が 豊富に載っています。
少し古い事例が多いので、PSA(Public Service Announcement)
がfear appealに頼っていた時代のものが相対的に多くなって おり、結果として「公共広告は直接的でショッキング」という 論調になっていますが、今はそうではありません。 時代の変遷と共に、安易でシンプルなfear appealの 良い所:直接的で短期的な効果がわかりやすい と 悪い所:視聴者が慣れてしまう。偏見を助長する、など のバランスを考えてテーマごとに使い分ける、または 構造化する(部分的にfear appeal,部分的にユーモア、 部分的にかわいいもの、など)ようになってきて いるからです。 その点に注意してみれば、一つの資料としてある程度の 情報量があります。 全体的にはポスターよりもテレビスポットの事例が多いので 以下のようなウェブ版アーカイブがこの書籍自体にあると 尚良いですね。 米国広告協議会のサイト(ギャラリーから例が少し見れます) Attack of the PSAs Attack of the PSAs 2 ブログスタイルですが、どちらも過去のPSAのアーカイブに なってます。YouTubeはブログにビデオアーカイブの機能を 持たせたわけですね。1ヶ月に6本ずつUpされていて、 トータルではかなりの数になります。 Goodwill Communications:PSAに特化している企業です。 日本の介護のグッドウィルとは関係ないようです。 ギャラリーからMS(多発性硬化症)や財務関連の公共広告サイト にいけます。前者は患者自身の投稿によるそれぞれの MSに関するストーリー(患者自身のnarrative)が豊富に 読めますし、後者はこれまで行ってきたPSAのポスターなどが 見れます。前者はストーリー自体が重要なキャンペーン・ メディアになる、ということを体現していますね。 ブログがNarrative研究の重要なリソースになると以前から 思っていますが、こういう風に疾病毎に一覧となって まとめてあるのも患者や家族や医学生・看護学生等に とって有用ですね。 本の内容から随分飛んじゃいましたが、今日はこんなところで。 ![]() |
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