ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
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You wanna play big, you think big.
a_fridaynightlights_fnl_120_01.jpg

来週でフィナーレとなるFriday Night Lightsは、
LostHeroes24
各種医療ドラマ(ER, Grey's Anatomy, House)と
並んで、米国(ハリウッド)のドラマ劇作の集大成とも
言えるこれまでのドラマ作りの高度なノウハウが詰まった
ドラマの一つと言えるだろう。よくある青春ものではあるが、
その8時~9時のプライムタイムに求められる王道ドラマを
横綱相撲してみせた力量は素晴らしい。

先々週のエピソードで、
州大会決勝進出をかけた準決勝を前に、2年生QB1のサラソンは
先輩達や同級生スターRBスマッシュといった3人
(全員女のこのことで悩みを抱えている:
スマッシュは彼女が躁うつ病、リギンスは30代半ばの
シングルマザーとの恋、ストリートは婚約解消の危機と
新しい女の子の存在)の仲間を前に、アメフトに関する
弱音を吐く
「この町(Dillon)の人をがっかりさせたくない。
自分はベンチにいた方がいいんじゃないか。」
それに対するもとエースQB1で事故から脊髄損傷⇒車椅子に
なり今はチームを離れた先輩ストリートが言ったセリフが
標記。シンプルだが良いセリフだ。スポーツはメンタルに
追うところが非常に大きい。

アメフトじゃないけど、この本は名著!


親友と彼女との三角関係やコーチを相手取った訴訟問題や
自身のQuad Rugby(車椅子のラグビー:車椅子バスケをさらに
過激にしたようなスポーツ)の米国選抜からの落選など、
さまざまな経緯を経て、今に至るストリートは、
正に適任の私設コーチとしてサラソンを励まし指導する。

夜中のフットボール場でビールを飲みながらストリートの
サラソン指導に付き合う他の2名も嬉しそうだ。
18ヤードDeep outという(アメフト知らん管理人には
よくわからんのですが)難しいパスをやれとストリートに
言われ「無理だ」というサラソンにストリートは冷静に
具体的な指導をする。その最後のセリフが以下:
You hit the slants,
you hit the posts,
they'll respects you.

If you hit this pattern,
they will fear you.

slants(傾斜・傾向・プレイヤーの癖?) やポストは
アメフト用語なのかもしれませんが、
意訳すると
「まさか、という敵の裏をかけ、ポストに
あてるくらい極端に投げて味方に届かせろ」、という
ニュアンスかな、と。(間違ってたら教えてください)
⇒アメフトに詳しい友人から正しい解釈を
教えてもらいました。


「敵を恐れさせる」というのはサラソンのメンタリティーにも
QB1としての力量にもない要素でした。ストリートの指導と
言葉は的確だ、ということだと思います(コーチテイラーは
偶然見かけたサラソンとストリートの個人レッスンから、
ストリートの資質を見抜き、彼を後にサラソン専属の
コーチとして雇います)。

メンタルブロック(選手が勝手に「無理だ」と思い込んで
しまう癖)をいかに壊して乗り越えていくか。
スポーツコーチングの真髄でもあります。
標記のセリフにそれが全て込められています。
逆に言うとThink bigできないプレイヤーは困難な
状況を克服する可能性を自ら無くしていることに
なるわけです。特にQB1のような指導的・指揮的立場に
いるプレイヤーはThink bigする義務があるとも
言えるかもしれません。人生においても同様かな、と。

このドラマの前半で、自信をもてないサラソンにコーチが
夜のフットボール場に連れ出し、1対1で指導する場面に
感動した
(YouTubeでフルで見れるので追記しました)が、
それを反復しつつも選手自身にそれをやらせる、
(反復しつつ少しずらすのは脚本上の定石)
しかもさまざまな軋轢や挫折や苦悩を経てきてまだその
渦中にいる4名をそこに立たせる。子犬のようにじゃれて
ボールを追っているその瞬間、
彼らはそういった悩みや軋轢や不信とは無縁だ。

自然で
どこにでもいそうな高校生たちが
どこにでもありそうな青春の一場面を繰り広げている
ライトに照らされた夜のフットボール場は美しい。

その後、朝まで練習してそのままフットボール場で
寝てしまったサラソンとスマッシュ(2年生組み)。
過去に軋轢のあったストリートとリギンス(3年生組み)は
仲直りをする。
Texas forever!



お見事!

今週のエピソードで
コーチテイラーの奥さんTamiがRoastと呼ばれる選手の
激励食事会でしたスピーチもお見事。
Public Speakingの中でも食事会でのスピーチは
最もユーモアとエスプリを求められる高度なものだが
(と、public speakingのテキストにも書いてあったが)、
それを難なくこなして見せ、かつ夫婦喧嘩にも
上手に一石を投じて見せた。長年の夢だった大学から
オファーをもらい、近々チームを離れることになるコーチの
立場をうまくフォローしてもいる。一つの食事会でのpublic
speakingのお手本と言えるだろう。この場面はYouTubeで
見れます。テキサスなまり?も興味深い。
(タミのスピーチは残り時間3分15秒くらいからです)


もっとも、平易でわかりやすいセリフを求められる時間帯の
家族向けドラマ、ということもあって、自分に語彙が
ちょうど良かったというのもある。このドラマには縁が
あった、ということかな。勉強になってます。

来週のフィナーレも楽しみ。
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【2007/04/07 10:04】 | 〔テレビ・映画〕ドラマFriday Night Lights | コメント(0) |
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東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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