皆さん知ってます?
日本が先進国では珍しく新規のHIV/AIDS報告数(発見数)が 増え続けている国だったこと(関係者は「(自身の 努力不足なので)恥ずかしいこと」と表現します)。 米国人からするとこの増え続けている状況は不思議らしく 「なんで?」屈託無く原因を聞かれることが多いです。。。 日本では一時の盛り上がりは鳴りを潜め、あまり 報道などでも見ないという声を聞きますが・・・ ニュースソースとしての価値が下がったからでしょうか? 予防できる病気を扱う側としては「それでいいのかな」と 素朴に考えるところが出発点です。 そしてどうすれば「他人事ではない」という意識を 高リスクな人(日本の場合特に20代、30代、MSM)を 筆頭に一般の人たちに持ってもらうか、というのが肝です。 だから飽きもせず公共広告でSTOP AIDSキャンペーンを やるわけですね。 日本の最新HIV/AIDS動向は他の情報源(こことかここ)に 譲るとして、今学期はHIV/AIDS予防にインタラクティブ・ビデオ や3Dゲーム(Virtual Agent:先日紹介した)を活用する研究を やっているラボの講義を聴講したので、現時点でのHIV/AIDS予防 研究に対するスタンスをメモ。 日本の最新HIV/AIDS報告数動向:増えてますな。。。 ![]() 追記:Yahoo Japanも頑張ってます
聴講したLynn Miller教授のラボでは、先日紹介したように
今までのヘルスコミュニケーション上の理論の集大成とも 言うべきノウハウを活用しています。例えば、 SOLVE(Socially Optimized Learning in a Virtual Environment) やAIM(Adult Identity Mentoring)など。 theory-basedなシリアスゲーム開発も同様ですが、理論を もとに現実のメッセージやゲームを構築するプロセスは実際 やってみないとイメージが湧かないところがあります。 管理人もトータルにはやったことがないので、今回の講義は かなりイメージをつかむのに役立ちました。 Games for Healthでも非常に具体的でつっこんだ話が 紹介されていたけれども、やはり1セメスター通して ずーっとその話を聞けるのは勉強になるなあと実感。 以前このエントリで コマーシャルな世界のスピードと徹底振りに アカデミック&public healthな世界はどう 刺激を受けつつ関係を構築するのがいいのでしょうか。 と、書きましたが、研究者の視点としては 「魅力ある介入メッセージ開発が出発点」 ということを再確認した、という感じです。 例としてThe Bodyという情報源・キャンペーンサイトは "Live With It,"としてエイズ感染後の人生に ついてフラッシュ・アニメを使ったメッセージを 展開しています。 同時に、 シリアスゲームでもテレビのスポットCMでもいいのですが、 商業的に性的魅力を煽る大きなメッセージの集大成に どう「便乗」するか、ということも併せて考えていかないと いけません。真っ向から勝負して勝てる相手ではないし、 そもそも性的衝動を理屈やリスク観念だけで抑えられるとは 個人的に思えません。 便乗、という意味ではHH&Sのような良い実例があります。 ここも含めてより性風俗産業とのアライアンスの可能性を 探る動きが必要なのだろうと推測します。米国でどういう アクションになっているのかは不明なのでちょっと調べて みようっと。Win-Winを生み出す姿勢と協力者を得られれば 可能性はゼロではないと思います。 自分にとって確かなのは、ヘルスコミュニケーションの 方法論やシリアスゲームの概念は、HIV/AIDS予防研究に 貢献できる、という実感です。 今後何回かに分けてこの講義で学んだことをメモしたいと 思います。 ![]() |
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【2006/12/02 10:54】
| #[ 編集]
mayukoさま
コメントありがとうございます。 質問は勿論構いませんが mayukoさんの連絡先がわかりません。 同じようにコメント欄に書き込むか fbeppu-tky[at]umin.net [at]を@にしてメールください。 ![]() |
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