ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
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ERシーズンXⅢ epi3. "Somebody to Love"
ウェブサイトも一新し、オープニング音楽もキャストも
変化したERシリーズ13。予告編も大げさで数字がやばいことが
ひしひし伝わってきます。。。
mekhi_phifer_01.jpg


【簡単な(乱暴な)あらすじ】
*わかりにくくて本編を見たくなること請け合い!
不正確な記述がある可能性があります。
⇒より正確なあらすじはスモールトークERさんでどうぞ。
--
救急隊員から研修医になった新人らしからぬ落ち着きを
見せるゲイツはじめ、新人研修医達の顛末がいくつか
紹介されます(女医のHopeは説明が長く要領を得ません)。
ニーラは今日から外科医です。
エピソードのメインはゲイツが担当した心不全で
運ばれた初老のアフリカンアメリカン男性(J. Anderson)で、
彼には長年連れ添った同じく初老の白人男性の彼氏
(Mr.Cray:職業ドラッグ・クイーン)がいます。
二人の信頼と絆は非常に強いです。
一方、ダルフールからなんとか無事に帰国したプラットは
出世してアテンディングになりましたが、初日から
シフトの関係で研修医の監督で負担が大きいようです。
サムの元夫たちに撃たれたジェリーの代わりにジェリーという
一癖ありそうな細身のアフリカンアメリカン男性が登場。
サムが元夫を殺すところを息子のアレックスが見ていたことが
示されます。
他にもニーラの上司のDr.Crenshaw(相当嫌なヤツ)など、
新しいキャラが続々です。
ゲイツが担当のAnderson氏は、家族(妹や甥・弟)に
自分がゲイであることを長年かくして連絡を絶っていましたが、
腎臓が機能しておらず透析の必要があること、透析を
しないと余命が長くないことを知り、甥に会いたいと、
連絡を取るようにCray氏に懇願します。
家族との関係を知るCray氏は最初は反対しますが、
最後は連絡し家族(3人全員)が来ます。

が、妹弟はAnderson氏がゲイであることを受け入れられ
ません。家族であることを理由にMr.Crayを病室の外に出し、
DNRであるAnderson氏の意向(Mr.Crayの説得によって
取り消されたにも関わらず)を守るように医師らに言います。
甥は意識のないAnderson氏を心配しているようです。
Mr.Crayは自分はAnderson氏を愛している、面倒を見ると
啖呵を切り、家族を説得します。

最終的にゲイツのせいでプラットが投薬をミスし、
Anderson氏は急変し7分以上の心停止を経て、プラットは
あきらめますが、ゲイツはCray氏の祈るような目と対峙し
つつ、プラットの指示を無視してプラットに使うなと
言われていた薬をプラットに無断で使います。
結果、Anderson氏の心臓は動き始めますが、
脳死状態になってしまいます。

プラットはゲイツがしたことを責めゲイツも反省しますが、
それでもCray氏はゲイツのミスを責めません。
ドラッグクイーンという自分の職業について語り、
長年連れ添った恋人の状態と近い将来の死を受け入れ、
静かに心からゲイツに礼を言うのでした。
最後はステージに立つCray氏の歌で終わります。
(甥っ子だけはAnderson氏のベッドに付き添っています)
ゲイツはニーラにちょっかい出してますが、子連れの恋人
がいるようですね(それとも妻子か?)・・・

【感想】
DNRの議論も、研修医が家族の嘆願に負けて無理な
投薬をして心停止を蘇生し脳死を招く、というパターンも
カーター先生のころからあるこのドラマではメジャーな
(よくある)エピソード要素です。
実際の医療現場でも同様のことが確かに多く起こっている
のだと推測します。
今回新しいのは、ゲイツがカルテに薬物に関する情報を記入
していなかったことから生じた医療過誤のパターンと、
ドラッグ・クイーンという職業・Mr.Cray役の役者さんの
存在感でしょうか。
遠くの親戚より近くの他人、ですね。
映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」を
見たときの感動を思い出しました。


【英語セリフ】
今日はAnderson氏の弟のセリフと、Mr.Crayのセリフ
から印象的だった表現を紹介します。おかまバーで
働いている同僚たちが心配して見舞いに来たのを
見た後の弟のセリフからです。

Anderson氏の弟:
Our brother was a lot more screwed-up than we realized.

Cray氏:
I'm sorry he never told you.

弟:
We knew he was an oddball, anti-social.
We thought he just fell into some sad, lonely life. 
We never realized he was...a degenerate.

妹:(たしなめます)
Harold.

Cray氏:
He is not a degenerate!
And his life hasn't been a waste.
I know it would be easier for you to believe that.

妹:
He lied to us for years.

Cray氏:
He didn't want to... he didn't see any other way!


弟さんはインテリな感じで、理解力もあり状況をすぐ
理解しますが、ゲイやおかまの人々に対する嫌悪感を
全身で表現します。
その際に彼が使ったdegenerateという単語が印象的
でした。

英辞郎によると
degenerate
【名-1】 堕落{だらく}した人、(性的{せいてき})変質者{へんしつしゃ}
【名-2】 退化動物{たいか どうぶつ}
【名-3】 《生物》変質組織{へんしつ そしき}
【形】 悪化{あっか}した、堕落{だらく}した、退化{たいか}した
【自動】 退化{たいか}する、悪化{あっか}する、堕落{だらく}する◆「種族」を意味するラテン語 genus に由来する語。時の経過や年齢とともに性質が衰えていくことをいう。動詞以外に、名詞で「堕落者」という意味もあるが -rate の部分の発音が変わるので注意しよう(didзe'n(э)rэt)。派生語は名詞 degeneracy(堕落)と名詞 degeneration(退化、衰退)。


米国社会はホモフォビアだと色んなところで聞きますが、
どの社会にも根強くある部分だと思います。

現在聴講しているLynnのクラスのスタッフは数名がゲイです。
彼らの力なくしてMSMを対象としたエイズ予防研究は進み
ません。身近にいるゲイの友人たちとドラマの中のことが
シンクロし、感慨深く見ました。

自分と「違う」人を理解し許容する素養はどこでどのように
培われるのでしょうか。世代の問題だけでもないように
思います。
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【2006/10/09 23:33】 | 〔テレビ・映画〕ドラマER | トラックバック(0) | コメント(0) |
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東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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