ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
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【9・11NYテロから5年】極私的雑考
犠牲になられた方のご冥福を改めて心からお祈りします。

NYでの式典の様子については、朝から
ラジオ・テレビでやっていました。
その後の経緯(事件解明の不徹底と未解決、イラク侵攻の
諸問題、カトリーナ被害への初動ミス、etc,etc)
を考えると、ブッシュ大統領が未だに
演説をしているのが自分にとっては(知人の多くの米国人
にとっても)この国の不思議なところです。

9・11自体の復習というか情報はウィキ様に譲るとして
この出来事の後、自分がどう変わったかについて極私的な
雑考を少し。
大きく分けて自分個人にとっては3つ変化がありました。
1.死生観
2.視野のもち方と日常的な情報の集め方
3.歴史への視座

--
1.死生観
犠牲になった方の中に、直接の知人や友人はいませんでしたが、
恐らくsmall world的に考えて知り合いの知り合いくらいは
確実にいたでしょう。
犠牲になった方々の様々なエピソードを知るにつけ、
自分がその場にいてもおかしくないという印象をもちました。
またあの高層ビルが瓦解する瞬間は、高層ビルの立ち並ぶ
東京に住んでいる人はデジャブのようなショックを
受けたはずです(少なくとも東京在住の自分はそうでした)。
設計工法の違いから日本ではああいう崩れ方はしない、という
ツッコミはさておき。

テロを行う側からすると宗教的・思想的に理にかなっている
行為なのかもしれませんが、不本意に巻き込まれる側から
するとあんなに理不尽な死はありません。テロの時代に
生きている実感と共に、いつ死んでも悔いのない生き方を
しなければならないのだ、と脳に沁み込んだ気がします。
以前からそういう生き方をしていたつもりでしたが、
あの事件以来、もう一段目が覚めた気がします。
その場にいなくても見たものに大きな影響を及ぼす。
これも映像の持つ力なのかもしれません。
あの映像の持つ非現実感を超えたメッセージをどう自分なりに
咀嚼するか、が重要に思えます。あれは思考停止させるに
十分なインパクトでしたし。


2.視野のもち方と日常的な情報の集め方
当時医学系大学院(博士課程)にいた自分としては、
日々自分なりに学んでいるつもりでも、この事件について
考える上で、自分が知らないことがあまりに多すぎる
印象を持ちました。
特に外交・政治・経済・歴史・宗教など。
そこで可能な範囲で日常的にアンテナを高くし、
自分に気付きを与えてくれるような情報源に接するように
なりました。
ここでもよく紹介しているような、「これは」と思う
いくつかのブログや
作家の村上龍さんのメルマガ
田中宇さんのメルマガ(賛否両論あり)など
できるだけダイレクトに真実に「近い」情報を流してくれる
情報源に目を通すようにしました。
米国に住み始めた現在、これらの情報源が、日本の
大手メディアからは知ることができない自分にとっては
重要な情報を与えてくれています。これらの情報は入り口に
すぎませんが、その入り口すら知らないでいるよりは
いいと感じます。

そういう情報に触れる度に事実を元に(ファクトベースで)
考えること、建設的批判精神を維持すること(思考停止との
決別)、当事者の立場で考える(努力をする)こと
メディアリテラシーの活用、などの重要性を実感するのでした。

知れば知るほどわからなくなる部分もありますが、
全く知らなかった時よりはいいと今は思っています。


3.歴史への視座
以前紹介した「菊と刀」に関する森先生の考察にはじまり、
日米関係だけでなく日本とその他のアジア諸国との関係
世界の中での日本の位置などについても考えます。
歴史から学べることは多々あるはずなのに、今と昔は違う、
という論理でないがしろにしてきた経緯が第二次世界大戦時
にもありました。また逆に昔こうだったから今もこう、という
論理も必ずしも正しいわけではありません。本質を見抜き
応用する力が必要なのだと考えます。
近隣諸国の歴史や日本がどのように関わったか、について
すら自分は知らないことが多すぎます。また誤解に基づいた
意見を説得する技術も自分は稚拙です。

今までは「誠実に生きる」ことが大事でした。
最近は、「賢く生きる」ということがどういうことなのか
限られた人生(資源)をどう生きるか、日々考えています。
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【2006/09/11 23:12】 | 時事問題・雑感 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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