ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
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肘内症(ちゅうないしょう)と整復とワールドカップ
今日は標記の通り色々ありました。

まずはヤツの肘内症(肘関節の亜脱臼)ネタです。
座っていて遊んでいて、横を向こうとして自分の体重
を変な形で腕にかけてしまって逆手みたいな感じになった
ようです。すぐ泣き出しました。

右腕のみがブランとして、いつも激しく動かすのですが
動かしません。左はいつもどおりです。
明らかに左右非対称な動かし具合。

最初は肩の脱臼かと思いましたが、外見上も変化なく
肩を押さえても痛がりません。管理人はピンときました。
以前このブログでも紹介した漫画に載っていたからです。


漫画の良いところはビジュアルに印象に残る、という点です
記憶に残る⇒記憶をたぐる⇒情報検索がスムーズ
⇒妥当な情報にたどり着くのが迅速になる
今回もこの漫画のおかげで対応がスムーズでした。
(著者の桜沢エリカさんに感謝です)
やはりヘルスコミュニケーション・リソースとして活用
できました。

あいにく今日は日曜日。近所に日曜当番の病院には
整形外科医も小児科医もいないことがわかりました。
さてあなたが親御さんだったらどうします?
「肘内症」という病名は忘れていたのですが(コラ!もと看護師!)
上記漫画のエピソードのおかげで
なんとなく記憶をたどって「亜脱臼」「肘」「腕」「小児」
などとぐぐってみて
宮崎の先生方の運営するウェブの記載にたどり着きました。
http://www.mnet.ne.jp/~hospital/Protocol/Minor.html#7

勝手に引用
 肘内障の場合

  肘内障では家族の訴えでは肩が上がらなくなったと言われる事が多い.しかし注意深く観察すれば,肩には異常なく,触ると肘関節を痛がる.肘内障の場合には顆上骨折や外顆骨折と違って変形・腫脹はないため,X線をとる必要はない.患側と反対側の自分の手(右肘関節であれば左手)で肘関節をつかみ,親指で橈骨頭を押さえ,あいている手で患側の前腕を回外させると約80%の症例で整復できる.橈骨頭を押さえている親指に整復時の感触が伝わる.それで整復できなかったら回外の姿勢を保ったまま前腕を押し込むようにしながら屈曲させる.これで100%整復できる.整復直後は患児は泣いていることが多いため,5分間外来で待たせ,5分後に万歳をさせる.万歳が出来るようであると整復されている.有る程度習慣性になりやすいため,子供の手をあまり強く引っ張らないようにしたほうがよいことと,5歳ぐらいまでには靭帯が発育し,脱臼しなくなることを説明し,帰してよい.


解剖学の知識を思い出し、橈骨頭ってどっちだっけ?
などとこれまたぐぐりながら確認しつつ、その後の
ヤツの様子からも肘内症に違いないと思い、医者に連れて
いくよりも自分で整復を試みる方が早いと判断しました。
骨折を伴うような外見的な変化はありませんし、
何より怪我をした状態があまり激しい状況ではありません
でしたので(真似される方はくれぐれも状況とお子さんの
症状をよく観察・検討したうえで自己責任でお願いします)
上記に従って整復を試みました。

すると・・・
「パキッ」というか細い感じの音と感触がありました。
直感的に「はまったかも」と思い抱っこして様子をみると、
徐々に右腕を動かし始めます。うまく行ったようです。

その後は少しずつもとの動きに戻り、全く問題ないよう
です。いつも色々教えていただいている小児科の友人K先生に
聞いたところその状態なら受診の必要もないだろうとのこと。
安心しました。

子供は夜に限って熱を出したり、日曜に限って怪我をしたり
しますね。こうやって親の仲間入りをしていく、という
ことなのでしょう。

管理人の場合、あくまで親として自己責任で行いましたが、
第一選択は整形外科の先生のところに連れて行くことだと
思います。

個人的には大変良い勉強になりました。
救急リソースとしてもっとわかりやすい情報が
ネット上にあるといいな、と感じました。
(写真入で整復の手技を載せる、とか3Dゲーム的に
整復手技やその後の受診対応などを親が学べるツールなど)
シリアスゲームネタとしてアイデアをストックしておきましょう。


本日は色々あって疲れたのでワールドカップの件はまた後日・・・。
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【2006/06/18 23:59】 | お仕事・研究・学び | トラックバック(0) | コメント(0) |
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東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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