ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
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ERシーズンXIIあらすじ紹介 "Lost in America"(一部のみ)
熱発したヤツが少し落ち着いてきたので、やっと
溜まっている仕事など片付けつつ。

前回録画できていなかったと思っていた23日放送分のER
ですが、一部(後半30分)のみ録画できていました。
大変中途半端ですが、深刻なエピソードだったので
概要のみ紹介して次週分に続けます。
いつものようなリキャップは割愛します。
**ネタばれ含みます。ご注意を**

追記:スモールトーク ERさんに豊富でより詳しい情報が
ずっと掲載されていることを知りました
(今まで気付かなかった・・・)。
ER12-17 "Lost In America"
今回録画できなかった部分も勿論紹介されていますので
ご参照ください。管理人のNaokoさんのおかげで
自分も推測で書いていた部分が訂正できました。
御礼申し上げます。

【管理人注】それでもここで紹介する内容に不正確な記述が
含まれている可能性はありますので、その点ご注意ください。
(検証する時間もないもので・・・)
上記「スモールトーク ER」さんの記述と読み比べて
いただけるとより立体的で正確な内容把握が可能かと
思います。
-------------------------------------
放送開始より約20分後より
今回は大きく分けて4つの要素が印象に残りました。
1.トルコ系の親子(大学生の外傷被害者とその母と弟)
2.復帰したがスタッフから敬遠されているクレメンテ医師
3.学生時代に精子ドナーをやっていたモリスに遺伝上の子が4人
4.ニーラとレイ

順に概要を
1.重症の若い女性がERにいます(後のセリフなどから
恐らくは強姦されて刺されたか撃たれたか、と推測します)。
追記:⇒白人の彼氏がいた、ということで弟の凶行に
つながって行くようです。


容態は落ち着いているようです。人工呼吸器が装着
されています。

母親が付き添っています。ジャーナリストの
夫がトルコで殺されてアメリカに「真実を伝えても
殺されない自由」を求めてやってきた、とルカに話します。
来た当初は数語しか英語を話せず2つ仕事を掛け持ちして
子供を育てた、と。強い母親です。
娘は非常に勇敢で優秀でいい子で、大学のジャーナリズム学科
で奨学金をとったことなどが語られます。

弟の様子が変ですが、女性の治療が最優先です。
容態が急変します。クレメンテの機転などで
最善の努力をし、一時持ち直したかに見えますが、女性は
亡くなります。母は必死で幼い頃の思い出話を傍らでして
彼女が逝くのを留めようとします。悲痛な叫びです。
弟はトルコ語?で何か祈っています。

最後の場面で、実は彼女はレイプされ、その屈辱から
(追記:管理人注:コメント欄でNaokoさんからもご指摘いただ
いたように、レイプされたわけではなく穢れた白人の彼氏
と付き合っている事事態がイスラム原理主義に傾倒している
弟の感性から「(家や彼女自身の)名誉を傷つけた」という
解釈になっていったようです)
彼女と一族の名誉を守るため弟が彼女を刺したであろうことが
母親の口から語られます。弟は逃走しています。
愕然とするルカ。honor killingなのですか?と母親に
聞きます。
(管理人注:honor killingを英辞郎で調べると
honor killing
名誉殺人{めいよさつじん}◆家や親族の名誉を守るという名目で、夫・父・兄弟などの男性が、家族である妻・娘・姉妹などの女性を殺すこと。女性の婚前性交渉や不貞により、あるいはレイプの犠牲になることなどにより、家や親族の名誉が汚されたと考え、名誉回復のためにその女性を殺害する。イスラム教圏などで古くから慣習的に行われてきたが、21世紀に入っても一部で慣習は残り続け、非合法ながらも多くの女性が犠牲になっている。パキスタンではその慣習が KaroKari と呼ばれている。

亡くなった後で、母親は娘が9・11以降学校でいじめに
会い、殴られ、迫害されたことを語ります。イスラム教徒
だからです。その環境に耐え切れなかった弟は彼の気持ちを
理解してくれた原理主義者のグループに影響されます。
その結果の出来事、ということのようです。

印象的なセリフを紹介
娘がなくなった後、ルカが母親を慰めて言います。
This is the hardest thing for any parents to experience.

母親がルカに泣きながら尋ねます。
How do you protect them from all the evil in the world?

ルカが応えます。
You can't. No matter what you do, you can't.
(ユーゴスラビアの内戦で妻子を失ったルカがいうことに
意味があるセリフと思いました)

この後、娘がムスリムであるがために殴られ迫害された
ことや息子の原理主義への傾倒などが語られます。
「そういう暴力から子供達を守るために祖国を捨てて
この国に来たのに、今日私は二人の子供を失ってしまった」
と。つまり娘を殺した息子もある意味で失ってしまった、と
言います。この後、息子が娘を刺したであろうことが
告白されます。


2.クレメンテはスタッフからなんとなく避けられている
ことを自覚します。ルカはER部長としてそれなりの対応を
しており、クレメンテはルカに感謝していますが、レイなど
他のスタッフはアテンディングであるクレメンテにあまり
敬意を払っていない様子で、クレメンテは面と向かってレイ
に注意します。自分は無罪で、今は正規に復帰したのだから
敬意を払え、と。この辺アメリカっぽいですね。敬意を払う
ことを主張し、それを受け入れる、という構図はあまり
日本の社会では言葉では表現されないことではないでしょうか。
最後の場面でモリスを夕食に誘って(モリスを誘うあたりが
いかに他のスタッフから避けられているかわかりますが)
断られ、一人寂しくドクターラウンジで寝るクレメンテ医師。

3.精子ドナーとしてモリスは若いころ現金を稼いで
いたようで、その遺伝上の子供達4人(ティーンネイジャー
から小学生くらいまで男女4人)がやってきます。
(皆、微妙にモリスに似ていてキャスティングのうまさを
感じました)
印象深かったのは、日本ですでに語られている生殖補助医療に
よって生まれてきた子供達(DI:Donor Insemination:日本
ではAID:Artificial Insemination with Donor's semenの
方が一般的。人工授精によって夫以外のドナーからの
精子を使って受精した結果生まれた子のことを意味します)
の「遺伝上の親探し」やアイデンティティー
クライシスのトーンとは全く異なる、あっけらかんとした
エピソードでした(一般的には深刻な問題としてメディアに
取り上げられるので)。こういうエピソードには、モリスが
似合います。訪ねてくれた子供達を喜んで迎え入れ、
ERの観光ツアーしてあげたりしています。
子供達のほうが冷静で、ご飯を食べに行こうと誘うモリスに
「ごめんなさい親が心配するから・・・」的な態度で
彼女達はあっさり帰っていきます。
(管理人注:生殖補助医療やDIの方々の親探しについて
ご興味のある方は、以下をご参照ください
http://www.hc.keio.ac.jp/aid/problem.html#top
坂井律子,春日真人(2004)
「つくられる命~AID・卵子提供・クローン技術~」NHK出版
⇒NHKにんげんゆうゆう「生殖医療が問いかけるもの」
2002年1月21日~24日放送30分4回シリーズ、
NHKスペシャル
「『親を知りたい』~生殖医療・子どもからの問いかけ~」
2002年5月25日放送
双方のプロデューサー・ディレクターである逆井氏・春日氏
が書いた書籍。)

4.ニーラとレイ
大きな学会で発表したニーラですが、プレゼンの最中に
PCのプレゼンソフトがフリーズしたり、突然動物愛護団体の
連中がペンキボールを投げつけて動物実験廃止を訴えて
絶叫し始めたりでとんでもないことになってしまいます。
デュベンコ先生に緊張を取るためにすすめられた薬も
いけなかったのか、あまりのことに緊張から卒倒するニーラ。

ホテルのバーでデュベンコ先生に慰められていますが、
「帰って早くルームメイトとのんびりしたい」みたいな
ことを我知らず言います。

アパートに帰ってレイに「引っ越さなきゃ」といいます。
なぜ?と聞くレイに「理由はあなたもわかってるでしょう?」
と話すニーラ。次週以降展開がありそうです。


というわけで、半分程度の概要で中途半端ですが
色々考えるところの多いエピソードでした。
トルコ系の親子やhonor killingのことは勿論、
特に生殖補助医療は研究で少し調べたことがあり、
尚更です。モリスはああいうちょっと変わったエピソード
にうってつけのキャラ(おもちゃ箱キャラというか
困ったときの便利キャラというか)になってますね。

次週分のリキャップに続きます。
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【2006/04/01 21:30】 | 〔テレビ・映画〕ドラマER | トラックバック(1) | コメント(5) |
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コメント
日本でerにハマっている者です。DVDをseason1~10までいっきに購入して時間をみて連続して見ています。本土のer最新エピ情報がわかるブログがあるなんてかなり感激!日本はNHKBSで明日からseason11がスタート(それまでにseason10を早く見終わってcatch upしとかなきゃ)。これからも情報たのしみにしてます。
【2006/04/02 02:32】 URL | seiz #-[ 編集]
seizさま
コメントありがとうございます。以前は管理人も
同じ立場で他のサイトで紹介される最新情報を
読む側だったのですが、最近はあまり米国の
最新情報が流れていないようなので
本業と英語の勉強を兼ねてリキャップ
しています。趣味でやるにしては時間的に
結構ハードなので、seizさんのようなコメント
いただくと励みになります。
今後ともよろしくお願いします。

米国でerにハマっている管理より
【2006/04/02 03:48】 URL | taka #-[ 編集]
takaさん、はじめまして。「スモールトークER」のNaokoです。

トラックバック、そしてこちらでご紹介もいただき、ありがとうございました。

私も全く素人の趣味としてのrecap ですし、文章も我ながらまずくてお恥ずかしいのですが、お役に立てたら幸いです。

ところで、名誉殺人の犠牲となったお姉さんは、多分レイプの被害者とは違ったのではと思います。弟は、「ギャングレイプ事件が起きるような大学寮に住む白人のボーイフレンド」というだけで許せない(お姉さんのライフスタイル全般も含め)・・ということだったのかなと、わたしは解釈しました。間違っているかもしれないのですが・・。

(実は以前にこちらのブログにお邪魔したことがあるのですが、なぜか、takaさんは女性の方だと思い込んでいました。・・大きな思い違いをしていたようです(よね?)。 大変失礼いたしました!)
【2006/04/03 21:51】 URL | Naoko #-[ 編集]
たびたび申し訳ありません。
こちらからもトラックバックを送ろうとしたのですが、どこで間違えたのか妙なことになってしまいました。すみません。お手数ですが、削除をよろしくお願いします。
【2006/04/03 22:00】 URL | Naoko #-[ 編集]
Naokoさま
コメント&トラックバックありがとうございます
(関連付けがうまくいかなかったようですが
ちゃんとスモールトークERさんに飛べるので
削除せずそのままにしておきます)

トルコ系の女性の件は自分の勘違いでした。
訂正しておきました。ご指摘ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

ところで、よく女性と間違われますが男です。
子育てブログ化しているからでしょうか。
それとも生来の「おばちゃん臭さ」が隠せないのかも・・・・
【2006/04/03 22:32】 URL | taka #-[ 編集]
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東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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