マスメディア上の「食と健康に関する情報」については、
以下のように日本においてもすでにある程度の 研究・考察蓄積がある(学術論文は割愛)。 先日出た米国版ニューズ・ウィークにも同様の特集が あったのでクリップ程度にご紹介。 ![]() 内容の一部や概要が、以下あたりで読めます。 Food News Blues PR News Wire HealthNewsDigest.com 日本語版はもう出てるんでしょうか? これからなんでしょうか? よくわかりませんがご興味ある方はご参照ください。
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タイトルは「食習慣の誇大広告」 つまり、メディア上の食べ物と健康に関する情報のほとんど がガセ(または信用できない・エビデンスレベルが低い)だ、 という内容。 どんなにメディアで喧伝していても中庸に構えて ほどほどにするのが賢いね、というもの。近年メディア上に 溢れる医療健康情報(特に食・栄養に関するもの)の妄信に 警鐘を鳴らす内容になっています。 管理人は、現物を手に入れていないので、内容を全て 読んだわけではなくウェブ上で一部を読んだだけなので あくまで推測なのですが、現状の把握ぶりと言い、 バランスの良さといい、比較的よくまとまっているのでは ないでしょうか。 ヘルスリテラシー的にも中々良い教材になりそうな雰囲気。 (関係者の方、それほどじゃなかったらごめんなさい) 内容としては当たり前と言えば当たり前のことを 言ってるんですが、この分野に関してはそれだけ メディアの力が大きい、ということでしょう。 みんな「命ぎたない」(健康や命への執着が強い)とも 言えるかな・・・ 性質が悪いのは、メディアは結果責任をほとんど取らない (取れない)というのがあります。これは予防接種と 代替医療の議論も同様。なのでこの記事のようにメディアで 広まった誤解はメディア自身に是正してもらうしかない。 それはこういう風に可能なわけです。 で、ひょっとすると機転が利いてコネのある戦略家の 食や健康の研究者(米国ならヘルスコミュニケーションの 素養のある人である可能性は大です)が、今回の記事を 裏でプロデュースしているかもしれません。。。 メディアの喧伝で健康被害が起こった場合(それがいかに 消費者側の無知やバカさから来たものでも)、その責任の 一端を情報発信者は担うことになるわけで(勿論責任の 軽重は個々の事例で異なるでしょうが)。法的にはもし 判例が無くても、職業倫理上はそうだと感じています。 逆にそういう意識が生じないといつまでもこの構図 (センセーショナルなニュースだけが喧伝され、地味な 食に関する健康情報はあまり流れない)は変わらず、 専門家の声も市民に届かず、○の○んた氏などの声だけが 届く、という結果に終わるのでしょう。 言ってしまえば、 ○の○んた氏の影響力のいいとこを活用しよう・協同しよう、 というのがEntertainment Educationなわけですが、こういう ことをやった瞬間に、学術世界からは色物扱いで見られる のでしょうし、そういうことを継続的にやっていこうと すると、アカデミックな常識からはちょっとずれる 行動原理を持たざるを得ないということでしょう。 HH&Sの所長のVickiは「研究者はアウトリーチに向かない」 と言い切っていました。妥協できないというか、清濁あわせ 飲むことが立場上難しくなる、ということのようです。 (アウトリーチ関連エントリとしてはこの辺やこの辺かな) だからHH&Sは正式には研究機関と名乗らず(プロジェクト・ オフィスということになっているようです)、大学からも 離れた場所(ビバリーヒルズ)に事務所を持っている のでしょう。 根深い&重要なトピックなので、今後も考察を続けて行きたい と思います。 ![]() |
![]() takaさん、初めての書き込み失礼します! 先日ご丁寧なメールをいただきました churi@クマモトです(お分かりになるかしら)。 またまた興味深いトピック&豊富な文献紹介をありがとうございます!勉強になります。 み○も○た氏、個人的には「?」ですが、おカタイ専門家に言わせるよりも、ああいう影響力 ある人(ある種のスター性やカリスマ性のある人)をスポークスマンにするという手もアリかなーとは思うんですけどねえ。 アカデミックな世界と「色モン」の世界の間には 長くて深い河があるんでしょうか・・・
【2006/03/28 00:39】
URL | churi #-[ 編集]
churiさんコメントありがとうございます。
勿論わかりますよ。その後お返事遅くなって すいません。 churiさんにもご興味持っていただけるかなあと 思って紹介してみました。現物を入手できていない ので、中途半端な紹介エントリですが、 日本語版になったら是非チェックしてみて ください(感想などいただけたら幸いです)。 新聞・雑誌においても、医療健康 関連のネタは、書き手のレベル(または想定 読者のレベル?)の違いを日米間で感じて います。(書き手は読者に合わせて書くわけ ですしね) ♪長くて深い河がある〜♪、のは男と女の間 だけではない、ということでしょうね。 いろんな業界で同じようことは在るとは思うんですが。 Bridging the gap(異なる両者の橋渡し) がヘルスコミュニケーションの課題の 大きな柱の1つだと理解しています。 そういう作業を「面白い」と思える人がこういう領域 の仕事を続けるんでしょうね。。。 今後ともよろしくです。 ![]() |
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