ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 |
ERシーズンXIIあらすじ紹介 "Out On A Limb"
前回に続きあらすじを、と思いましたがまずはお詫びを。

管理人の不注意から昨日23日放送分をTivoし損ねました。
ハードディスクがいっぱいになるという初歩的なミスを・・・
というわけで23日放送分はあらすじ紹介できません。
ご容赦ください。

遅くなってしまった16日放送分のリキャップを。

今回は個人的にすごく感じるところの多いエピソードでした。
珍しくケリーがほぼ主役です。ニーラの軍人の妻としての
葛藤も出てきますが。印象としては「医師が自身の
問題に直面した時」という感じでしょうか。
20060326025157.jpg


原題は「孤立無援」「危うい立場」「非難されている状況」
などを意味しますし、上記のようにプラットやケリーという
日ごろはあまりそういう立場に立つことの少ないキャラが
問題に直面するので、自分が邦題をつけるとしたら
「己を見つめる時」とか「試練」とか「試練は誰にでも」
って感じでしょうか。

今日はヤツの当番なので抱っこしながらとか寝かしつけながら
書いていますので(まぬけですが)丁寧さ・正確さが
イマイチです。ご容赦を。
-----------------------------
前回までのER

・ケリーが股関節(大体部頚部でしょうか)の人工置換に
ついてルカに話しています。
・プラットがKJの父親の飲酒運転を隠蔽したことをニーラに
告白しています。
--------------------------------

朝イチでケリーが病院に向かいますが、L(シカゴの電車)
から降りてきたルカに声をかけられます。どうやらケリーは
今日は休みの日のようで、今はER部長のルカから怪訝に思わ
れたようです。「人手は足りてるのだから帰れ」とか言われて
ます。「帰ってヘンリー(養子)の面倒を見ろ」と。
表情がぱっとしないケリーです。
20060326025222.jpg


アビーがチュニーと赤ちゃんのことで話しています。
モリスが州全体で輸血が不足していること等をスタッフに
アナウンスします。

ケリーが外科医らしい医師のところにいます。
「予定より早いじゃない?」とか言われています。
どうやら股関節の変形性関節症(ケリーの病気)の
人工置換(金属の関節骨頭などを入れ替えて治療する
外科手術)を受ける予定のようです。

しかしケリーはキャンセルします。
「これで3度目だ」と怒り出す外科医。
怖がっているのか?などと聞かれます。ケリーは否定しますが
相当痛いはずだ、(変形性関節症としては)エンドステージ
だ、等と言われています。頑なに今はタイミングが悪い(ERが
忙しいから、などと言っていますが言い訳でしょう)と
キャンセルをお願いするケリー。
「わかったよ。でも俺が君ならさっさと手術するけどね」
と言い残して医師は去ります。思いつめた様子のケリー。

<ここでタイトル>

研修医のレイが、分厚い金のネックレスや指輪をずっと
しているせいで首の肉や指にネックレスが食い込んで
感染を起こしている巨漢のアフリカンアメリカンの患者を
治療しています。
女も喜ぶからはずさないのだ、と頑固な彼をレイはあの手
この手で説得しようとします。

ケリーが薬品庫のようなところで在庫整理のようなことを
していて、そばに居るアビーに管理の悪さを愚痴っています。

アビーはケリーに「見る?」とお腹の中の胎児の3D写真を
見せます(ソノグラムという商品で超音波を立体化して見せて
くれるものです。管理人もヤツのを撮りました)。
(これはヤツの9ヶ月の時のです。面白いんですが、人に
よってはちょっと気持ち悪いという説も・・・)
20060325222037.jpg


写真に見入っているケリーでしたが、歩きながらだったので
台の足に自分の足をぶつけてしまいます。が、その痛がり方
が尋常ではない風で、アビーは心配します。
ごまかしながらアビーと養子のヘンリーについて
話しています。
痛みを心配するアビー。ケリーは「大丈夫」とごまかし
ますが、アビーの見ていないところで痛みに耐えて
深呼吸しています。

交通事故の若い女の子2人が運ばれてきます。
運転していた子の方が重症で、DICを起こして絶望的なよう
です(管理人注:DICとはドラマERではよく出てくる病名
で、播種性血管内凝固症候群
(DIC:disseminated intravascular coagulation)の略です。
事故や外科手術など、重篤な基礎疾患がある上で、
全身の小さな血管内にごく小さな血栓(血の塊)が
形成された状態です。
その結果、血の巡りが障害され、内臓がダメージを受け
出血傾向(出血が止まらなくなる)が見られ、致命的な
状況になることも少なくありません)。

太ももに大きな青あざが複数あります。

もう一人の女の子は意識があり、運転していた子が突然意識を
失ったと言っています。スプリング・ブレイク(春学期の
中休み)
の前で授業をサボって遊びに行くところだったとのこと。
大学生でしょうか。
目の動きなどを検査するアビーに照明がツライと言っています。

ルカたちは彼女達の乗った車が歩道に乗り上げたせいで
引かれたジョギング中の男性を治療しています。右足に
ひどく外傷を負っています。ニーラが外科として担当して
います。と、その間に、ルカが隣の治療室で治療の合間に
何か薬を飲んでいるケリーを見かけます。心配したルカは
外科医のニーラにケリーが担当している患者をチェックする
ように言います。

外科医のコンサルは必要ないというケリーたちに
怪訝な顔のニーラですが、逆に「なぜ?」とケリーに
聞き返されます。ルカに言われたから、と言って外科に
戻るニーラ。と、手元をあやまってシリンジ(注射器)を
床に落としてしまったケリー。慌てて拾おうとしますが、
痛みが激しくうまく拾えません。研修医レイや看護師サムの
手前、ごまかそうとしますがやはり拾えません。

見かねたサムが気を利かせて拾います。
心配げなレイとサム。
こちらの患者はやはり重態です。

プラットが電球を飲み込んだ人のレントゲンをニーラに
見せて手術が必要だろうと聞いています。ニーラは忙しく
例のきつい女医を呼ぶように言います。

プラットはKJの父親が跳ねた少年についてニーラに聞きます。
今日退院と思っていたら、感染症でもう1週間残ることに
なったようです。ニーラはプラットに向かって、(血液検査
を肩代わりして飲酒運転を隠蔽した件を)ルカに言う
べきだと諭します。ルカなら悪いようにはしないだろう
と、(無責任なことを)言います。

交通事故の2人の女の子のうち、意識のある方の女の子は
ずいぶん落ち着いてアビーたちがケアしています。
頭痛がするといって薬を処方してもらいますが、
「あざはいつ消えるの?」と聞き、
アビーとチュニューはあざが広がっていることに
気付きます。気になって毛布をめくると、足の膝から下に
広範囲に紫色のあざが広がっています。

アビーとチュニューは顔色が変わり、すぐにベッドを移動
して隔離の準備をします。どうやら感染症を疑ったようです。
アビーはチュニューにマスクをするように指示し抗生剤の
投与を支持し、ルカに報告します。
丁度その時、重症の女の子の死亡宣告が
ケリーによってされているところでした。

アビーはルカに「髄膜炎菌血症meningococcemiaよ」と
言います。ルカは「本当か?」とアビーに聞きます。
「自分の患者が急速な紫斑の広がりと発熱を示しているし、
(毛布をめくって)この患者も同様でしょ?」と言います。
レイは「外傷から来るDICでの死亡ですよ」、と言いますが
アビーは反論し、「自分の患者が頭痛と項部硬直(首の後ろの
筋肉が硬直すること)、光過敏性を示しているの」と言います。

「すぐに抗生剤の投与と接触したスタッフに予防的な
薬の投与が必要よ」、とケリー。サムが感染予防の部署に
連絡しています。ルカが「ここの全員が感染の危険がある」
と言います。アビーも動揺しています(おそらくおなかの
赤ちゃんのことを考えているはずです)。

(管理人注:髄膜炎菌血症meningococcemiaとは、髄膜炎
を起こす菌のうちのある一つの菌を原因とするもので、
IDWR感染症の話:髄膜炎菌性髄膜炎によると
「まず気道を介して血中に入り、
1)菌血症(敗血症)を起こし、高熱や皮膚、粘膜における
出血斑、関節炎等の症状が現れる。
⇒2)髄膜炎を起こし
⇒3)劇症型へ移行する例もある、と。で、
劇症型の場合には、突然発症し、頭痛、
高熱、けいれん、意識障害を呈し、DIC(汎発性血管内
凝固症候群)を伴いショックに陥って死に至る
(Waterhouse-Friderichsen 症候群)。」とあります。
これ(劇症型)のことですね。)

女の子の両親がやってきて、隔離されている娘を心配そうに
見ています。ケリーが説明しています。サムがスタッフ全員
に抗生剤を飲ませています。しかしアビーは飲もうとしません。
ルカも心配して抗生剤の注射を進めますが頑として受け入れ
ません。薬の注意書きの"probably safe"という部分を
気にしているようです。「『多分』ですって?」。

プラットがKJの父親に轢かれた男の子を見舞います。
テレビを見ていた彼に「面白い?」などと話しかけて
います。

ERには身なりのいいお金持ちそうな初老の男性が運ばれて
きます(運転手らしい男性がついています)。
意識消失があったようで、検査をしようとしますが、
本人はそれを拒み、「MDS(骨髄異形成症候群)による
貧血だから大丈夫」と言います。
(管理人注:MDSについてはがんセンターのこちらこちら

モリスやサムの言うことを聞かず、帰ろうとしますが
ふらふらしていてまともに歩くことができません。
ひどくつらそうで息も荒いです。

サムは「輸血を2単位しましょうよ。せっかくここに
運ばれて来たんだから、私達にガソリンを満タンにさせて
くださいよ」(let us make top off of your tank)と
軽口をたたきます。
20060326024845.jpg


それが気に入ったのか、運転手に長い昼休憩を取らせて
治療を受けることにします。

「いつもはどこで輸血を?」と聞くサムに、
「自宅だ」と彼。
「輸血はうちにいても手に入るからね」と。
サムが「どうやって?」と聞くと
「eBayさ」と彼(ebayはインターネット上の
オークション方式のフリーマーケットのことで
世界最大の規模を誇ります。なんでも買えるようです)。

真顔で彼の顔を見てしばらくして吹き出すサム。
彼も笑っています。
(本当に冗談なんでしょうか?アメリカだと本当に
売ってそうで怖い)

ストレスでイライラしているアビーを外に連れ出すルカ
ホットチョコレート(シカゴは寒いっすから)を買おうと
していますが八つ当たり気味に食って掛かるアビー。
一人で抱え込まないで、一緒に不安を共有しようとルカ。
アビーも機嫌が直ってホットチョコレートを買ってもらいます。

ERには感染症騒ぎの見舞いにルカが皆におごったピザが
届いています。皆喜んでマリクはルカにお礼を言っています。
ニーラは今夜イラク従軍兵士の妻・夫の会に持って行く手作り
クッキーを「試食して」とERの受付付近に置いていたのですが
誰も食べた様子がありません。モリスに勧めます。モリスが
その場で食べようとしますが、ニーラ越しにチュニーと
フランクが「止めろ止めろ」と合図します。うまいこと
言い訳して食べないモリス。フランクに引き続きクッキーを
預けるニーラですが、フランクは"Biohazard"(危険物)という
シールを貼ってしまってしまいます。それほどおいしくない
クッキーということのようです。

レイが気に入っている女の子をアパートに呼んだので
遅く帰ってきて欲しいとニーラに頼みます。ニーラは
あきれていますが、了承します。喜ぶレイ。

アビーがニーラを晩御飯に誘いますがニーラは前述した
夕食会なので行けません。その代わりというわけでも
ないのでしょうが、ニーラはBaby Showerをどうするか
アビーに聞きます。アイデアがあるとのこと。しかし
アビーはBaby Showerをするようなタイプではないと
興味を示しません。Baby Showerが嫌ならお茶のみパーティー
でも何でもいいじゃないかというニーラ。

「そもそもそんな話、早すぎるんじゃない?」とアビー。
「(そんなことを言っているようなら)あなたが気付かない
うちに赤ちゃんはやってくるわよ」、とニーラ。
「なるほど、でそれまでの慣れ親しんだ私の人生も終りって
わけね」とアビー。
ニーラ「良い意味でね」
アビー「良い意味、ね」
(軽妙なやりとりで英語の勉強になりました)

と、アビーはケリーが誰もいない治療室でシリンジを
わざと床に落として拾おうとしているのを見かけます。
「それ、楽しいの?」とアビー。
「練習してたの」とケリー。「今日落として拾えなかったから」
アビー「足のせい?」
ケリー「痛みのせいよ。literally and figuratively
文字通りにも、比ゆ的にもね」

アビーに手術をキャンセルしたことを話します。
ヘンリーがお気に入りの車に乗ってハンドルを握り、
ケリーに押すことをせがむといって泣きそうなケリー。
「コーヒーでもどう?」とアビー。

そこにバーで殴られた若い男が運ばれてきます。
ルカが担当です。
「何があったんだ?」と救急隊員に聞くルカ。
「マーチ・マッドネスですよ」と隊員。
全米ナンバーワンを決める大学バスケのシーズン
(3月)です。バーでバスケファン同士の殴り合い
だったようです。

酔った仲間達が3人治療室の外でふざけています。
その連中を掻き分けて入ってくるプラット。
3人は治療室の中に入ってきてしまいます。
ルカに叱られて「外に出ろ」と言われますが
酔って聞いていません。患者は挿管され意識が
ありません。3人のうちの一人が事態の深刻さに
ようやく気付いたようです。

サムがインド系の患者の採血をして「うまいねえ。全然
痛く無かったよ」と言われています。針がいいのよ、と
笑っているサム。隣にいる先ほどのお金持ちの紳士の様子
を見にきます。主治医から連絡がないか聞かれてテキパキと
フランクに確認をとります。年に2万ドルを払っている主治医
だそうですが、肝心のときに来ないと彼はあきれています。
サムも「2万ドル」という金額にあきれています。

彼は自分の主治医はboutique doctorさ、と言っています。
(管理人注:初めて聞く単語でしたが、要するに
金持ち相手の個人開業医ということでしょう)

サムはboutique nurseというのがあるなら、是非私も
登録しなきゃと冗談を言います。
彼は「いいかね、もし人生がフェアなら、君らのような
看護師や消防士、警察官、教師はプロ野球選手のような
高給取りであるべきだ」と言います。
サムは笑いますが「あなたのその考え方、好きですよ」と
言います。

もしさしつかえなければ、と断った上で、
彼の仕事を聞くサム。どうやら株や先物取引をやっている
投資家のようです。市況を見るためのパームのような
ものを持っています。聞きながらサムは彼に毛布をかけます。
「何をしている?」と聞く彼に、
「寒いでしょ?」とサム。少し驚いた様子の彼。

バーで殴られた男が急変し放っておくと致命的な
心室性頻拍(VT)になりますがプラットのDC(電気ショック)
で蘇生します。一部始終を見ていた酔っ払い3人は自分達の
しでかした事態に言葉を失い酔いも覚めたようです。
プラットに促されて部屋を出て親に連絡しに行きます。
1人が戻ってきて「自分がやった、どうすればいいんだろう?」
といまさらのように言います。プラットは「こんなことに
なるとは思ってなかったんだろう?誰にでもやらなければ
よかったのに、というようなことは起こるものさ」と
諭し彼を慰めます(自分に対しても言っているのでしょう)。

ラウンジでケリーとアビーがコーヒーを飲んでいます。
ケリーは突然「私のことどう見える?」と聞きます。
とまどっているアビーを促すケリー「私のことどう
思ってるか教えて、ねえお願い」

アビー「わかったわよ。
・・・女性で、医師で、母親で、友達で、
(ここでケリーは「ありがとう」と小さく言います)
かわいくて、赤毛で、服のセンスがよくて・・・」
ケリー「身体障害者よ」
アビー「そうは思わないわ」
ケリー「どうして?それが私、いつもそうだった。
そういう風に育ったの。それが自分の見方。
私はずっと自分がハンディを負ってるとか、
治療が必要だとは思ってこなかった。
でもこの痛みが・・・・仕事にも制限が出て、
子供の世話も満足に見れない。
手術でこの松葉杖は永遠にいらなくなる。
皆それは素晴らしいことだと言うわ。
でも私はどうなるの?今までずっとこうだった私は?」
アビーの表情。

例の貧血のお金持ちの紳士がモリスに「これで2週間は
大丈夫でしょう。お気の毒ですが、あなたの主治医からは
連絡がありませんでした」といわれています。
彼はサムに「あの先生には秘密だけど主治医を首にしたんだ」
と言います。するとサムの息子のアレックスが看護師に連れ
られてやってきます。いじめっこに怪我をさせられたようです。
サムは彼に「給料が安いからあまり隣人も柄のいいところに
住めない」と冗談めかして話しています。
帰る彼を見送るサム。

プラットがルカに例の飲酒運転を隠蔽したことを告白するのか
二人だけで話し始めます。

若い二人組みの女の子が首にできた紫色のあざを
先ほどの髄膜炎菌血症ではないかとアビーに聞いてきます。
アビーは診察しますが単なるキスマーク(hickey)でした。
(昔、宇多田ヒカルさんが自分のニックネームがhickeyで
困ると言っていたことを思い出しました)

モリスがプラットとルカが深刻な話をしているのを
「あれは何だと思う?」とアビーに聞きます。
アビーは「きっとモリス、あなたのことを話しているのよ」
と言います。動揺するモリス(この2人結構いいコンビに
なりつつありますね)。

フランク、モリス、レイが3人並んで言葉を選んでニーラに
本当のこと(クッキーがおいしくない、ということ)を
言います。非常に遠まわしに言い始めますが、レイが
「今までに作られた中で最悪のクッキーだ」と言って
しまいます。

最初は冗談だと思ったニーラですが、真面目に言われている
ことに気付くと怒ってクッキーを奪い返し帰ってしまいます。
モリスは"The truth hurts"(真実はつらいものだよ)と
声をかけます。

ケリーが皆に「3号室で肩(おそらく脱臼)の整復をして
いるから何かあったら呼んで」と言って行こうとしますが、
言い終わらないうちに足の痛みでふらついてしまいます。
見かねたレイが助け起こしながら「肩の整復は意外と
やっかいですし、一度で入れないと患者が痛がりますよ」と
言います。
ケリーは「それはよくないわね」と表情を硬くして言います。
レイ「もしよかったらその患者、僕が頂きます」

ケリーはレイに任せて決心したようにフランクに
電話を自分担当の外科医につなぐように言います。
(レイは現在のERで一番の下っ端で、そのレイからも
気遣われた段階で何かを悟ったのでしょう)

ルカはプラットから事の次第を聞きます。
ルカは怒ってなぜ自分に言ったのか、とプラットに
詰め寄ります。「聞いた以上、報告する義務がある。
なぜ自分を巻き込んだのか?」と。
報告したら間違いなく医師免許剥奪だ、と。
お前の地位も名声も未来もサヨナラだ、と。

「あなたに報告すべきだと思った」とプラット。
ルカ「お前が俺だったらどうする?誰かのキャリアを台無しに
するようなことをしないといけないとしたら?」
プラットは言葉がありません。

看護師がルカを呼びに来ますが「待ってくれ」と言って
プラットに言います。
「よし、休暇をとれ。」
プラット「え?」
ルカ「5日間だ。すぐにだ。」
プラット「冗談でしょう?」
ルカ「楽しいことはナシだ。決して楽しむな。
医師である、ということはどういうことか考えて過ごせ」
とまどっていたプラットですが、不承不承
「ありがとうございます」と言います。

するとルカは
「違う、俺に感謝するな。ごほうびじゃないんだ!」と
厳しい口調で言って部屋を出て行きます。

アビーが女の子と遊ぶために早く帰りたいレイの変わりに
残業です。頭部を怪我した男性の縫合をしようとすると
「今、おなかの中で赤ちゃんが動いたのを感じた!」と
言います。(quickeningってやつですね)

麻酔科医がベッドに横になっているケリーに麻酔についての
説明をし、手術前のインフォームドコンセントを取って
います(勉強になりそうなので全文を掲載)。

麻酔科医が書類を読み上げています。
"All forms of anesthesia involves some risks.
Although rare, unexpected severe complications can occur
and include: remote possibility of infection, bleeding,
blood clots, paralysis, stroke, brain damage, loss of
sensation, heart attack or death.
I understand that these risks apply to all forms of
anesthesia and that additional or specific risks
have been identified below."
不安で放心状態のケリーの表情。

サムが帰るところに例の紳士が待っています。
アレックスとサムを送って行くと言っています。
アレックスにソーダを買いに行かせている間に
(運転手が付いていきます)二人は話します。

彼はサムに彼の専属看護師(パート)にならないか、と
持ちかけます。彼の自宅からカウンティに通い、週5日夜に
彼の輸血などのケアをします。そのために今の看護師も
首にした、というのです。(彼はサムをかなり気に入った
ようですね)これなら今の仕事を続けながらやれます。
彼の家からならアレックスも安心して学校に通えます。

サムは「シングルマザーだからって、哀れみですか?」と
疑って言いますが、彼は「チャリティーじゃない。お互い
にとってのチャンスだよ」と言います。
「変な感じ。」と戸惑うサム。
「考えてみてくれ、返事を待ってる」と彼。

イラク従軍兵士の配偶者の会に出たニーラは(クッキーは
出来合いのを買っています)会に来ていた同じような立場の
人たちと話している際に「配偶者が従軍兵士たちの
義務を支えるのが義務だ」という発言に、つい
「自分の義務は良い医師で良い妻であることであって、
偽善的な愛国幻想を支えることじゃない」と言って
しまいます。周りはみな軍関係者なわけですから
場が凍っています(でも皆内心思っていることでしょう)。

ケリーがアビーに「もし万一、手術中に自分の身に何か
あったら、ヘンリーの法的な後見人になって欲しい」と
頼みます。アビーの感覚では他にも適当な人がいる
ようですが、ケリーはアビーに頼みたいようです。
書類も準備されていて、ケリーは相当覚悟してオペに
望むようです。引き受けるアビー。

ニーラが例のクッキーを抱えて帰ってきます。
レイはデートをすっぽかされて映画「ゴースト」を
見ていたようです(テーマ曲が流れていました)。
が、ニーラにはバスケを見ていたと
ごまかします(恥かしいんでしょうか?)

疲れたニーラを慰めるレイ。ニーラが見たがっていた
番組を録画してあげていて見せてあげます。
二人とも我が身を笑いますが(新婚なのに旦那はイラクで
自分はさえないルームメイトとビールを飲んでいる女と、
デートをすっぽかされて人妻のルームメイトとビールを
飲んでいる男、という構図です)、お互い
寄り添ってテレビを見ます。ニーラはレイの肩に頭を寄せ
ます。レイも頭をニーラに寄せます。

麻酔科医がケリーに「深呼吸してください」と言います。
「眠くなってきますよ、100から逆に数えてください」
覚悟を決めたようなケリーの表情。
ケリー「100、99、98、97、96・・・・」
ピッピッというモニター音だけが聞こえ続けています。

<エンドタイトル>
------------------------------------------

管理人が印象深かったのは
・ケリーの手術とそれに対する心理葛藤
・MDS(骨髄異形成症候群)という病気とサムの看護師ぶり
・スプリングブレイク、マーチマッドネス、ベビーシャワー
など身近な話題の3つです。

医師も当然、病にかかりますし手術を受けることはあるわけ
です。それまで感じたことの無い感覚で麻酔の同意書の
文言を聞く体験は医師として人間として今後の彼女の
感覚を今までとは違ったものにするでしょう。
やはり我が身に起きてみないと何事も分からない
部分があるのだと思います。

手術というものに、医療者はつい職業的・日常的に
接してしまいますが、患者からすると命や人生をかけた
作業であるわけで、確率は低くても怖い文言が並んだ
同意書や説明書きは不安をあおるものです。
これは体験した人でないとわからないものなのかもしれません。
仕方の無いことですが、せめてそういった現実をやわらげる
何か(医療者の人間力なのか患者の達観なのかは
わかりませんが)が欲しいところです。

書いていて気付きましたが、自分がヘルスコミュニケーション
研究や事業でやりたいことはこの2つ(医療者の人間力、
というかコミュニケーション能力の向上と、患者・一般市民
側の理解・認識・医療観・医療健康情報リテラシーを向上
させる、または情報源や環境を整備して支援することなのだと
思います。

MDSは身近に罹患した人がいるので他人事ではなく視聴
しました。彼は慢性のような感じで僕の知人とは違う
タイプ(複数のタイプがあります)のようでしたが、
病と共に生きることを自然に見せてくれそうなキャラクター
です。この後が楽しみですね(見逃した今週のエピで
サムは彼の申し出を受けたようです)。
サムの有能ぶりはわかっていたことですが、今回は特に
強調して描かれていました。こういナースが多いか少ないか
で、患者の入院体験全体に対する印象は勿論、
実際の治療の効果やスタッフの作業効率も大きく異なって
くるんですよね。お金持ちの彼がサムを気にいるのも
むべなるかな、です(有名な役者さんらしいのでしばらく
は準レギュラーでしょう)。

身近な単語が並んでいた回でした。
いつもよりもさらに英語の勉強になった気がします。
ベビーシャワーとは、赤ちゃんが生まれる前にお祝いを
する会のことです。quickening(妊婦がはじめて胎児の
胎動を感じること)は自分の妻も体験しました。
すごく印象的な体験で、これも身近な感がありました。

芸能ニュース的には、ニーラとレイはちょっとアヤシイ
ですね。今週の放送でも急接近というか単なる
ルームメイトではなくなってきてしまうような
描写があったように思います。

恋愛要素は、ER的には重要なフックですね。ニーラ人妻だし。



では23日放送分はスキップし(面目ない・・・)、
次回に続きます。
スポンサーサイト
【2006/03/25 15:43】 | 〔テレビ・映画〕ドラマER | トラックバック(0) | コメント(0) |
<<乳母2号&執事帰国 | ホーム | シリアスゲームfor Health学会報告④>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://healthcomm.blog32.fc2.com/tb.php/172-aaf5e131
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ブログ内検索

最近の記事

カテゴリー

プロフィール

じょに~

Author:じょに~
**お探しの情報は上のサイト内検索かカテゴリから探索願います** 古い記事は下の方の月別のリンクからどうぞ。
----------------------
東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

プロフィール詳細はこちら参照ください。

*運営ポリシーについて
当ブログはリンクフリーです。
トラックバック機能はエントリによっては使用しません。あしからずご了承ください。ご意見・ご批判・ご質問歓迎しますが、建設的・学術的な批判以外の個人の誹謗中傷・管理人に関わりの無い宣伝広告目的のもの・意味不明なコメントやTBは削除する場合があります。

*コメント・TBについて
スパムがひどいので日本語限定&承認制にしてあります(最近スパムコメントが急増してサーバー制限をしているのでうまくコメントできない場合があります。その場合は以下にメールください)。
takabeppu[at]gmail[dot]com
[at]をアットマークに[dot]を.に代えて送信願います。

*アフィリエイトについて
書籍・音楽CD等の紹介の際、amazonその他のアフィリエイトを使用しています(Google Adsense検討中)。

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

リンク

おすすめサイト はないろ よしきくん

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。