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ヘルス・コミュニケーション日記
もとヒヨっ子研究者の会社員2年生が、ヘルスケア領域の話題や子育て日記、趣味等思いつきで綴ります。
日本語教育にマンガを使ってみる
夏休みに入り(まだ試験受けてる子はいるけど)、日本語学科の
先生のご紹介のおかげで新たなlanguage exchange partnerを
得た(しかも複数人。ありがたし)。

そのうちの一人とは先週あえて、要望を聞くと、
「カジュアルな日本語とフォーマルな
日本語(敬語)双方やりたい」とのこと。偉い!

というわけで思いついたのが日本の漫画を使う方法。
例えば課長島耕作の若いころ版、「ヤング島耕作」なんかは、
日本の高度経済成長の背景やサラリーマン文化や上司への敬語
など、米国生まれの人には興味深い「異国の情報」にあふれて
いる(ちょっとecchiだけども・・・)。

色々試して彼にとって学習効果の高そうな学び方を
見つけようと思います。
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【2007/05/06 23:23】 | 漫画 | コメント(0) |
【ヘルスコミュニケーションツールとしての漫画】目の玉日記
朝4時から起き出し(勘弁してくれ)ハイパーに遊ぶ息子に
蹴られながらざっと読みました。



漫画の力を感じさせる一冊です。
小林よしのり氏の作品の中では、ご本人も言っているように
珍しく「何か思想があって書いたわけではない」闘病記
です。疾病理解や白内障・緑内障の方がどういった世界を
体験し、手術後にどういった世界に生きるのかについて
非常に鮮烈な印象を残してくれる漫画です。

白内障や目の病気に興味がある方は読んで損はないのでは
と思います。目ってつくづく大事ですよね・・・
【2006/10/08 23:52】 | 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
本日の格言(こればっか)
孟子に言う
天が人に大いなる任を降そうとする時
必ずまずその心志を苦しめ その筋骨を疲れさせ
その体を飢えさせ その身を窮乏させ
行うこと為すことに幾多の障害を与える


by 蒼天航路

確か作中で曹操孟徳が36歳にして「わが道未だ見えず」、
みたいなことを言ってた。当時の平均寿命を考えるとえらく
のんきというか。同時に「道」とはそういうものなのかもね、
などと読んだ当時思った。

ま、しんどい時こそなんらかのチャンスが近くに
転がってるかもしんないってことで。

自分自身と、しんどい状況にいる人にエールっす。
【2006/02/17 04:26】 | 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
本日の格言
けんかはよせ腹がへるぞ

by 水木しげる
kitaro00.gif

非営利・個人使用目的でダウンロードしました。
「水木しげるの妖怪ワールド」詳しくはこちらへ。

(むむ、でもブログに掲載することは果たして
「個人使用目的」と言い切れるんでしょうか?
ブログ自体は非営利だけど、アフィリエイトはどうなんねん、
という一人ツッコミが生じたり・・・
詳しい方ご教示いただけると幸い)


書きたいネタは色々あるんですが
(予告したもの:これとかこれとか:も含めて)、
どれもちょちょいとかける類のものではないので、
原稿締め切りで缶詰週間の今週はちょいとお休みモードで
流します。ご容赦を。

妖怪モノや鬼太郎があまりに有名で
ご存じない方もいると思いますが、水木先生の作品には
昭和史・戦争ものが充実しています。この辺は個人的に
オススメ。

【2006/02/15 02:54】 | 漫画 | トラックバック(0) | コメント(2) |
ヘルスコミュニケーションツールとしての漫画②ドラゴン桜
漫画の影響力を考える上でヒントになるニュース
東大人気「ドラゴン桜」が一役?志願者2割増
(読売新聞12月25日)

「ドラゴン桜」は東大に入るためのノウハウをわかりやすく
解説した漫画で、今年TBS系でドラマ化もされた。
ドラマは未見だが、漫画原作⇒ドラマ、というパターンは
日本のドラマ原作の王道の一つになっている。



こういった記事は自分の経験上「あおり記事」とも呼べる
もので、根拠もインタビューした人のコメントのみだし、
本当に受験生にちゃんとした調査をしたらそれほどの影響力
を持ってはいない可能性もある(記事内容と見出しの
アンバランスさがそれを示している)。

が、自分にとって興味があるのは、こういう記事が出てくる
程度に記者の注目を集めたこと。ドラマの力は大きいだろう。
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【2005/12/26 13:45】 | 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
漫画「蒼天航路」再考:神医華佗と曹操の確執から考えること:ヘルスコミュニケーションにおける「求賢令」思想
バスケや漫画など一見とっつきやすそうなネタを借りて
研究ネタを展開するパターンが続きます。本日は漫画で。

日本でも人気の「三国志」を一般的な「三国志演義」ではなく
正史(正当な歴史?)に基づいて曹操を主人公に描かれた漫画
です。つい先日完結し、その時の雑感は既に書きました。

本日は中国医学の開祖の一人、神医と呼ばれた華佗(かだ)
と、為政者であり患者であった曹操の確執のエピソード
(「蒼天~」では複数回のエピソードで描かれました)から
ヘルスコミュニケーションや医療情報学に関連して
考えたことをメモします。

これらのエピソードは以下の26巻・27巻に所蔵されています。

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【2005/12/20 02:35】 | 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
ヘルスコミュニケーションツールとしての漫画①サトウサンペイ作品
漫画家のサトウサンペイさんが米国で病気になって
入院した体験記を絵日記にして週刊朝日に掲載したことが
あるそうだ。最近偶然見つけた。
こちらからページ左の「入院絵日記」をクリック

参考書籍-------------------------------------------

これは評判のパソコン入門書。サトウ氏は漫画による
Entertainment Educationを実践しビジネスとしても成立
させている良い例だろう。


これは未読だが、上記のようなサトウワールドの魅力が
発揮された看病記との評判。
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【2005/12/10 22:52】 | 漫画 | コメント(0) |
「蒼天航路」完結に伴い思ったこと


ついに完結した。
考察以前の感想メモだが書いておく。

11年間続いたという。作者・関係者の皆様、お疲れさまでした。

大変楽しませてもらったし、新しい三国志観を見せてもらった。
何より画とストーリーとキャラクターのバランスが
非常に良い時間が長い漫画だったと思う(ずっとではないが)。

オクラホマ出身で同じ講義に出ているクラスメート
(1月に日本に遊びに行くという)に話したら驚愕していた。
漫画しかも歴史漫画(歴史ものがそんなに人気がでるのが
わからないようだった)を大人が読んでいて、
かつ11年続くということが彼には驚きだったようだ。

米国の漫画ファンの中には日本の漫画を英語版で読み
込んでいる人も相当数いるのだが、彼はそこまでではない
ようで、イチから日本の漫画文化を説明するには語彙が
なさすぎるので断念した(英語版日本漫画も英語を学ぶ
いい教材なのでした)。

読後の率直な感想としては、「あ、やっぱり主人公は
曹操だったのね」というものだった。
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【2005/11/17 02:27】 | 漫画 | コメント(0) |
漫画について
いい年してよく漫画を読む。
ストーリーテリングに興味があるし、ヘルスコミュニケーション
のツールとして漫画を捉えている面があるので研究資料という
言い訳もある。が、やはり日本の漫画文化は世界に
通用する商品であり、かつ文化・教育資源であると
思う。メディアの持つ悪い面がメディア報道ではとかく
強調されがちだが(近親憎悪なのか縄張り争いなのか)、
いい面を見たい自分としてはEntertainment Educationや
シリアスゲームなどのコンセプトに魅力を感じる。

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【2005/10/26 03:17】 | 漫画 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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じょに~

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東京都世田谷区在住のじょに~です。長年慣れ親しんだ杉並区を離れ、先月隣の区に引っ越しました(ついでにハンドルネームも会社で頂いたコードネーム?に改名^^;)。興味があるのはヘルスケア領域のビジネス、ヘルスコミュニケーション(特にメディア経由)、シリアスゲームの医療健康分野における活用、医療ドラマ、医療者患者関係、医師支援、ワークライフバランス、翻訳、子育て、映画など。数年前南カリフォルニア大学(USC)でヘルスコミュニケーションについて学びました。帰国後は企業で医療分野のビジネスに取り組んでいます。通信制MBAでMBA取得。もともと看護師ですが博士号(医学)は社会医学領域で取得。シリアスゲームによるヘルスコミュニケーションにも興味を持っています。
引越し先にも慣れ、世田谷の畑の多さに驚きつつ、近所や公園を二人の息子達と散歩しつつ考えたことや日々学んだことなど書き続けていきたいと思います。

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